ドコモ光はドコモユーザー以外で申し込むメリットは?
光回線サービスは色々な法人が運営していますが、その中でも多いのが「スマホ会社」のものです。
ソフトバンクやNTTドコモ、KDDI(au)などがこれに当たります。
光回線とスマホの両方を契約することでさまざまな特典がついてお得になるのですが、ドコモ光でもそういった特典がついています。
ではドコモユーザー以外がドコモ光を利用するメリットはあるのでしょうか。
ここではドコモユーザー以外の人がドコモ光を利用するメリットについて紹介していきたいと思います。
そもそものドコモユーザーの特典とは
まず本来お得とされているドコモユーザーの特典を見ていきます。
これはドコモのスマホで利用しているプランによって割引額が違うというもので、
料金プラン | 割引額 |
---|---|
ギガホ | 1,000円 |
ギガライト | 500円~1,000円 |
ウルトラシェアパック100 | 3,500円 |
ウルトラシェアパック50 | 2,900円 |
ウルトラシェアパック30 | 2,500円 |
ベーシックシェアパック | 800円~1,800円 |
ウルトラデータLLパック | 1,600円 |
ウルトラデータLパック | 1,400円 |
ベーシックパック | 100円~800円 |
のようになっています。
常に使用しているスマホの代金が毎月割引されるのが大きなメリットだと言えます。
ドコモユーザー以外がドコモ光を利用するメリットとは
ドコモ光は2015年3月から始まったサービスですが、2019年5月末日までドコモのスマホユーザーでなければ利用することができなかった光回線サービスです。
そのためドコモユーザー専用のサービスだったのですが、2016年6月1日からドコモユーザー以外でもドコモ光を利用できるように変更されました。
ここでは順にドコモユーザー以外がドコモ光を利用する際のメリットを紹介していきます。
はじめてスマホ割が使える
ソフトバンクやauのガラケーを利用している人がドコモ光に新規に契約を申し込む場合、MNPポートイン(携帯番号そのままでの乗り換え)を利用してドコモのスマホに乗り換えた場合は、同じように「最大12ヶ月の1000円割引」である「はじめてスマホ割」を受けることができます。
その割引後の金額は以下のようになっています。
サービスプラン | ドコモ光セット割なし | ドコモセット割あり |
---|---|---|
ギガホ | 3,980円 | 2,980円 |
ギガライト(〜7GBまで) | 3,980円 | 2,980円 |
〜5GBまで | 2,980円 | 1,980円 |
〜3GBまで | 1,980円 | 1,480円 |
〜1GBまで | 980円 | 980円 |
ただし、利用している端末のMNPポートイン該当回線の番号の目視確認などが必要となります。
dポイントも大量にもらえる
dポイントカードは数あるポイントカードの中でも、非常に人気の高いカードです。
利用できる場所、店舗も多いため広く普及しています。
ドコモユーザーであれば、さらにポイント貯まりやすいため多く人が利用していますし、ドコモユーザー以外の人でもdポイントカードは持っていて利用しているという人も多くいます。
ドコモ光に新規契約をすると、公式キャンペーンの一環として「10,000ポイント」のdポイントが付与されるのです。
さらにランクが上のdカードGOLDを利用している人であれば、月額1,000円の利用ごとに100ポイントのdポイントが付与されますし、ドコモ光の「戸建てタイプ」「タイプA」を利用している場合は毎月500ポイントが発生するという特典もあります。
これらはドコモのスマホを利用していない人でも、dポイントカードやdカードGOLDを持っていることで発生するサービスなので、お得に利用できるものとなっています。
ドコモ光を利用したまま他社のスマホに乗り換えることが可能となった
2019年6月まではドコモのスマホユーザーしかドコモ光を利用できなかったのですが、その制限が撤廃されたことで、ドコモのスマホユーザー以外もドコモ光を利用できるようになりました。
同時にドコモのスマホを利用していた人が、ドコモ光を利用継続したまま他のスマホに乗り換えるということも可能になったのです。
これもドコモ光は使いたいけどスマホは他社に換えたいという人にとってはメリットだと言えるでしょう。
フレッツ光から乗り換えやすくなった
フレッツ光はNTTドコモが運営している光回線サービスです。
幅広い対象エリアや高速通信などで人気のサービスですが、プロバイダとインターネット回線とそれぞれに料金を支払うというシステムになっていました。
このフレッツ光を利用していた人がドコモ光に乗り換えることで、同じ回線を使いながらもプロバイダとインターネットのセット料金となるため、月額使用料が安くなることがあります。
すでにある回線を利用するために、すでに利用しているNTTの配線を撤去して別の配線工事を行うという手間も必要ありません。
フレッツ光からドコモ光に乗り換えるには、
- フレッツ光の利用者ID
- ひかり電話の番号
- 支払い方法に関する情報
- 手数料2,000円
が必要となりますが、新たに工事をしなくても良いので簡単な手続きで済ませることができます。
プロバイダ変更の際に電話番号が変わらない
光回線と同時に固定電話も利用している方も多いと思います。
一般的な光回線サービスの電話ではプロバイダによって電話番号が決まっているため、プロバイダを変更するときには電話番号も変更となります。
しかしドコモ光では対応しているプロバイダを自由に選択することができますので、現在利用しているプロバイダをそのまま使うことができ、電話番号もそのままの番号を使うことが可能です。
光回線サービスによっては選べるプロバイダが固定されていたり、その数が少なかったりするものですが、ドコモ光は対応しているプロバイダの数が多く、それらの中から自由に選べるというのは大きなメリットとなります。
特にドコモ光のプロバイダは新規加入時の限定キャンペーンとして「特別割引」「キャッシュバック」などを行っているところが多くなっています。
中には数万円にのぼるキャッシュバックを受けられるものもありますので、それらのプロバイダを選べるというのは魅力的です。
ドコモユーザー以外がドコモ光を利用する際の注意点
ドコモユーザー以外がドコモ光を利用するのにも色々なメリットがあることを紹介してきましたが、やはりドコモ光はもともとはドコモユーザーのためのサービスです。
そのため、ドコモユーザーだけが受けられる特典もあり、その特典を受けることはできないということを覚えておかなければいけません。
もっとも大きいのは「ドコモ光のペア回線によるセット割は使えない」ということです。
セット割は他の会社でも行われているもので、光回線とスマホとを同時契約することで適用されるものです。
ソフトバンクであれば「おうち割引セット」、auであれば「auスマートバリュー」などがそれにあたり、毎月料金が割引されます。
ドコモの場合もドコモのスマホとドコモ光がセットとなっているので、ドコモユーザー以外は受けることができません。
ペア回線を利用すると、
- セット割で毎月1,000円割引がされる
- 使用料が一括請求される
- 使用料金の内訳が「My docomo」から管理できる
- 家族で「みんなドコモ割」を適用することでさらに割引となる
といったメリットがあります。
これらのメリットを考えると、もし家族内にドコモのスマホユーザーがいるのであれば、その人を契約者としてドコモ光と契約をした方が多くの特典を受けられるということになります。
家族内で利用しているキャリアが違う場合は考えてみるのも良いでしょう。
まとめ
ドコモユーザー以外がドコモ光を利用する際にもいくつかのメリットがあることがわかりました。
やはりドコモユーザーが受けられる特典と比べるとメリットは少ないのですが、うまく利用すれば、いくつかの特典は受けられますので乗り換えを考えている際は選択肢に入れてみるのも良いでしょう。
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