auひかりプロバイダのおすすめ6選【2020年版】速度で比較
auひかりのプロバイダを選ぶ際に速度従事でおすすめとなるのは、住んでいる地域により変わります。
なぜなら、インターネット回線の速度は自宅から見たいホームページの間について、すべての箇所を高速にする必要があるからです。
auひかりの契約には10G・5G・1Gと3つのタイプが高速回線として提供されています。しかし、全ての地域で同じプロバイダがおすすめとならない理由は、電柱を走っている光ファイバー回線にも種類があるからです。
auひかりホームとauひかりホーム(S)は使用している光ファイバーの種類が違う
auひかりのプロバイダは、公式サイトに7つ記載されていることから、どれを選んでも一緒ではないかと思われがちです。
新たに加わったGMOとくとくBBを含めると合計8つのプロバイダがあるからこそ、スピード重視ならばどこを選べばよいのか悩んでしまいます。
しかし、住んでいる地域に敷設されている光ファイバー線の種類により、インターネットへの接続方法自体が異なります。そこで、自分が住んでいる地域で使われている光ファイバー線の種類を見分けることから始めるとauひかりおすすめプロバイダが見えてくるはずです。
auひかりホームエリアならプロバイダによるインターネット速度差が7社に関しては無い
戸建て向けのauひかりについては、エリア検索を行った時の検索結果として2種類出てくることに気が付きます。
主に首都圏では、埼玉県上尾市以南と千葉県柏市以西といった地域では、「auひかりホーム」という表記になるはずです。
auスマートバリューサービス開始前までは、auひかりの提供エリアが首都圏や群馬県前橋市・安中市などごく一部に限られていた理由があります。KDDIが敷設した光ファイバー網を使っているエリアは、自前エリアとも呼ばれていてauひかりホームサービスが提供されています。
日本国内最速となるauひかり10Gと5Gサービスも自前エリア内のごく一部にサービス提供エリアが限定されているわけです。
KDDI自前の光ファイバー敷設エリアではauひかりの速度はプロバイダによる差が出ない
2013年から2018年2月までプロバイダとしての取次サービスのみ行っていたGMOとくとくBBに関しては、一旦サービス受付停止となりました。
2019年11月に公式プロバイダとして再度auひかりへ参入しましたが、まだ開通数が少ないためにKDDI自前エリアでの速度は不明です。
しかし、他のプロバイダについてはauひかりホームを使ってインターネットアクセスを行った時に、全てdion名義のIPアドレスが付与されています。つまり、インターネット回線自体をKDDIが直接提供していることになるので、どのプロバイダからアクセスしてもau one netからアクセスした場合と同じルートを通るわけです。
このため、auひかりホームエリアでは、どのプロバイダを選択しても速度差は出ません。あくまでも他のキャンペーンやコールセンターの充実度合いで選ぶことが望ましいです。
auひかりホーム(S)エリアはプロバイダによる速度差が出やすい
auスマートバリュー開始に伴いエリア拡大が行われたauひかりホーム(S)地域では、シェアドと呼ばれるNTT東西地域会社が敷設した光ファイバー線を使用しています。
自宅から基地局までの光ファイバーアクセス区間については、混雑度合いによる影響を受けますが、インターネットアクセス区間についてはプロバイダが持つ帯域次第です。
auひかりホーム(S)で使用している回線は4分岐したGE-PON単位で借りている
光コラボレーションモデルよりもauひかりホームの方が高速になりやすい理由として、auひかりホーム(S)は8世帯単位で借りているからです。
NTT東西地域網で敷設された光ファイバーケーブルは、電話局内にて1芯を4分岐させたGE-PON単位で電柱に走らせて各家庭近くの電柱に這わせます。スプリッタと呼ばれる部分で8分岐させた1本を各家庭へ引き込み工事する仕組みです。
auひかりホームでは、電柱に這わせているGE-PON単位で借りて運営しているので、同じ光ファイバー線を全て使い切っている可能性が下がります。
光コラボレーションモデルでは同じ光ファイバー線を様々な業者で8分岐させた1回線ずつ個別に卸売借用しているので、混雑しやすくなりがちです。
auひかりで首都圏最速を目指すおすすめプロバイダ3選
auひかりを契約する際に首都圏に在住していて、auひかり回線網の自前敷設エリアに住んでいるならば、速度面での違いは基本的にありません。
それでも敢えておすすめプロバイダを挙げるならば、速度面以外での対応力で選べば納得出来るはずです。
キャンペーンの有無だけで選んでしまうと、プロバイダとしてのサービスや柔軟性に欠けた対応をされた時に失敗したと感じてしまいがちです。
第1位 au one net
auひかりを提供しているKDDIが直接回線とプロバイダ事業を行っているau one netならば、問い合わせ対応窓口が1つで済むメリットがあります。
また、固定電話を複数番号使用している場合には、番号ポータビリティー制度によりauひかり電話を追加する際に2番号同時手続きを行える点で有利です。
auひかりの月額料金全額に対してauポイントが貯まることから、長期間の利用やトラブル時の対応力があります。
第2位 Biglobe
固定電話番号を2番号同時にauひかり電話へ移行したい場合には、au one net以外で同時手続き可能なプロバイダはBiglobeしかありません。
2017年1月にKDDIの完全子会社となったことから、転居が多い場合の代替手段としてauひかりが使えなくても工事費残債免除特典を使えます。
第3位 So-net
auひかりを使う上で避けられない転居時の対応力に優れたプロバイダとしてSo-netは不動の地位を占めています。なぜなら、auひかりだけでなく光コラボレーションモデルとしてのSo-net光に加えて、NURO光も選択できるメリットがあるからです。
So-netの場合には回線の種類が違えば新規キャンペーンをその都度使えるので、auひかりを契約する際の選択肢として入れたいおすすめプロバイダです。
首都圏以外でauひかりおすすめプロバイダ3選
KDDIが敷設した光ファイバー網を利用せず、NTT東西地域会社が敷設した光ファイバー回線を使うなら、基地局から先の帯域に余裕があるプロバイダが有利です。
auひかりホーム(S)に代表されるシェアド回線では、自宅から基地局までの混雑度合いと基地局から先のインターネット空間の両方にボトルネックが生まれます。
確保済みの回線帯域に対して会員数がどれほど多いかといった違いを知れば、平均速度が速いプロバイダとして次の3社が挙げられます。
第1位 @T-COM
家電量販店の一部で不動の人気を誇る@T-COMは、かつては東海地方と関東地方限定の地域プロバイダでした。
回線帯域に対して加入者数が増えすぎないように常に設備投資と回線品質に拘った運用を行っている点が魅力です。全国的なインターネット回線速度に対する口コミで評判が良く、とりわけオンラインゲームユーザーからの評価が高い傾向にあります。
一瞬の途切れや速度低下が回線切断に繋がりやすいオンラインゲーマーからの支持が厚いことは大きなアドバンテージです。
第2位 GMOとくとくBB
GMOとくとくBBは、WiMAX回線で有名なプロバイダですが、近年は光ファイバー回線のプロバイダとして全国展開しています。
auひかりについては2013年から接続サービスの取次を開始しており、一旦2018年2月に取り扱いを終了していますが、2019年11月に正規プロバイダとして参加開始しました。
まだ加入者数がauひかりに関してはさほど多く無いために、回線速度は帯域が余って空いていると考えられます。
第3位 So-net
auひかりのプロバイダとして常に多くのキャンペーンを実施しているSo-netは、傘下にNuro光も保有するほど光ファイバー向けの帯域を確保しています。
他のプロバイダとは異なり、So-netでは主契約と回線接続契約を別に考えているので、So-netを使いながら他の回線種別へ切り替えても特典対象です。
プロバイダ変更をせずに接続回線が新設ならば新規加入特典が受けられるからこそ、解約違約金が発生したとしてもキャンペーン特典を使って実質的な相殺を狙えます。
auひかりを速度重視で選ぶならおすすめプロバイダは居住地次第
auひかりは必ずしもKDDIが敷設した光ファイバー網のみを使用しているとは限りません。
KDDI自前のauひかりホームエリアならば、プロバイダがどれであってもau one netの回線がそのまま使われるので速度は地域の混雑状況次第です。
NTT東西地域会社が敷設した光ファイバー網を借りて提供するシェアドエリアでは、プロバイダのバックボーン回線帯域次第で速度が変わります。
プロバイダごとに接続帯域幅をどれくらいにするか戦略的な計画があるので、auひかりの全てのプランに対応しているとは限りません。
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