auひかりのプロバイダ変更は可能? 電話やキャンペーンについても解説

2020年9月8日

auひかりのプロバイダ変更は可能? 電話やキャンペーンについても解説

auひかりのプロバイダ変更を行えば、何度でもキャッシュバックを受けられてお得になると思われがちです。

しかし、auひかりはプロバイダ一体型の契約だからこそ、一旦解約した上で再度キャンペーン適用対象とならない限りは難しいと考えられます。また、固定電話を使用していた場合には、電話番号が引き継げなくなる可能性がある点を考慮しなければなりません。

では、auひかりのプロバイダ変更をキャッシュバック特典を受けつつ行える裏ワザ的な方法は無いのでしょうか。

auひかりのプロバイダ変更はなぜ難しいのか

auひかりのプロバイダ変更は難しい

光ファイバー回線を使用する上でNTT東西地域会社が直接提供してきたフレッツ光では、複数のプロバイダ契約を行うことが可能でした。

しかし、auひかりは旧ひかりONE時代にはかつてのDIONのみしかプロバイダが存在しなかったために、複数プロバイダを使うという選択肢が存在していません。auひかりのプロバイダ変更が難しい理由は、最初から光回線事業者とプロバイダが一体となった契約となっているからです。

  • フレッツ光はマルチセッション対応により複数のプロバイダへ同時接続可能
  • auひかりはシングルセッションのみで1つのプロバイダのみ紐付け利用

上記の違いがあるからこそ、auひかりのプロバイダ変更は手軽に行うことが難しくなっています。

auひかりの認証方法に秘密があった

auひかりを既に契約している人ならば、利用開始時に接続設定としてプロバイダから渡されたIDとパスワードの組み合わせで認証した記憶が無いはずです。

フレッツ光ではPPPoEと呼ばれる認証方式となっているために、IDとパスワードを設定しないとインターネット接続できません。

一方、auひかりではホームゲートウェイを繋げばLANケーブルによる有線接続は設定無しでインターネット接続可能です。

特殊なIP電話番号がホームゲートウェイに内蔵されて届く

auひかりで使われるホームゲートウェイは、auひかり電話機能を使うかどうかに関わらずインターネット接続では必須です。

ホームゲートウェイの中には特殊なIP電話番号が内蔵されており、機材を接続するだけで自動的に認証が開始されます。社内LANを巨大にしたものに接続した時と同じように、認証自体が機材に組み込まれているからこそプロバイダを変更するとホームゲートウェイ自体もそっくり交換しなければなりません。

そもそもauひかりでは回線の契約自体をプロバイダが代行することになっているので、auひかりのまま他社へプロバイダ契約ごと乗り換えサポートをするはずがないわけです。

auひかりは解約しないとプロバイダ変更ができない

auひかりは解約しないとプロバイダ変更ができない

auひかりのプロバイダ変更を行うためには、一旦auひかりを解約してから新規申し込みしない限りはプロバイダ変更ができません。なぜなら、auひかりの回線事業者はKDDIであってauひかり1契約には必ず1社のプロバイダが紐付けられた状態で契約が行われているからです。

auひかりホームタイプならば戸建てに対してauひかり回線を2芯引き込みすることは可能ですが、あくまでも例外的な方法です。マンションタイプでは一旦解約しないかぎり2配線引き込むことは一般的なマンションでは不可能です。

唯一の例外は同番移行前提の光ファイバー引き込みの場合のみ

auひかりを戸建てにてプロバイダ変更目的で利用する際には、旧KDDIメタルプラスまたは旧JCNケープルプラス電話発番の場合に2回線引き込みが行われます。

固定電話番号はNTT発番のものに限りNTTアナログ電話へ戻すことで番号ポータビリティー制度を利用可能です。KDDIグループ内での電話番号引き継ぎは、同番移行という扱いとなるので、現在の契約が残されている状態で引き継がない限り消滅します。

固定電話の番号が新番発行となっても構わないという場合以外で問題となるので、例外的に2回線auひかりホームタイプを引き込むことがあるわけです。

auひかりのプロバイダ変更にはキャンペーン適用外となるリスクがある

auひかりのプロバイダ変更を行うためにauひかり回線の解約と新規申し込みを行う際には、キャンペーン適用対象外となるか事前確認が必要です。

auひかりの契約はプロバイダ経由で申し込みをしますが、auひかり回線事業者はKDDIに変わりないことから、解約そく新規申し込みはキャンペーン適用対象外となります。

工事費がそっくり請求されるだけでなく、キャッシュバック特典も受けられないと考えればいかに影響が大きいか分かります。

auひかりのキャッシュバックキャンペーンは電話番号契約が前提

auひかりのキャッシュバックは電話番号契約が必要

auひかりのキャッシュバックキャンペーンは、auひかり電話サービスの契約が前提となっています。

インターネット回線のみでの契約も可能ですが、auひかり電話サービスを利用しない手はありません。なぜなら、毎月の月額料金については、auひかり電話サービスの契約有無に関わらず総額に違いが出ないからです。

auひかりは最大3つのキャッシュバックを含むキャンペーンが併用できる

auひかりの申し込みを行う際には、最大3つのキャンペーンを併用可能です。なぜなら、auひかり新規加入キャンペーンは、申込み経路により適用条件が違うだけでなくキャンペーンの併用ができるからです。

最大3つのキャンペーンを比較するためには、実行主体がどこなのかという点に注意しなければなりません。

キャンペーン主体キャッシュバック額オプション加入条件
auひかり公式工事費還元及びキャッシュバックauひかり電話機能のみ
プロバイダ独自施策月額料金無料期間及びキャッシュバックプロバイダオプション加入
代理店特別施策少額キャッシュバック映像サービスや独自オプション加入が条件

auひかり公式キャンペーンにて行われるキャッシュバック額は1万円程度と少なめですが、工事費を相殺するために必要な還元特典があります。

auひかり電話サービス加入のみが条件となるので、後から電話サービスのみ削ることが出来るならば入っても損はありません。

プロバイダごとに設定されている施策は、新規加入者を他社と競争してでも獲得したい時に積極的に行われるので、タイミング次第で施策内容に違いがあります。

一方、代理店特別施策は、インセンティブ報酬や他の強制追加オプションによる利益が元手になるのでお得とは限りません。

キャッシュバック金額と適用条件は常に変そわる

キャッシュバック額金額と適用条件は、auひかり新規加入促進キャンペーンとして行われるので、常に期間を区切った施策です。

いつでも同じ施策が行われているとは限らないからこそ、適用条件を冷静に把握した上で加入時期を見極める必要があります。

同一電話番号の引き継ぎはNTT電話加入権が必要になる

auひかりへ加入する際に固定電話の名義が問題となることは、auひかりの契約と固定電話の名義を一致させなければならないことが理由です。

実際にはauひかりの名義をNTT電話加入権の名義と異なる形にすることは出来ますが、今度はプロバイダ変更を行うために一旦解約してauひかりを新規申し込みする際に電話番号維持が困難となりやすいです。なぜなら、NTT電話加入権の名義人のみでNTTアナログ電話戻しが行えるからです。

固定電話番号を新番発行するならば問題ありませんが、同一電話番号で引き継ぎを行わなければならない事情があるなら注意しなければなりません。

auひかりのプロバイダ変更は強い動機が求められる

auひかりのプロバイダ変更は、同一住所同一名義で既存回線があるとキャンペーン適用対象外となってしまいます。

別名義にて契約を行えば別回線としての扱いを受けられますが、固定電話番号の番号ポータビリティを諦めなければなりません。

なぜauひかりのプロバイダ変更をしなければならないのか、冷静に考えた上でもなお強い変更動機があるならば、多少の困難があっても乗り換えるメリットがあります。