SoftBank Air(ソフトバンクエアー)のプロバイダーについて解説!契約はいらない?
SoftBank Air(ソフトバンクエアー)へ申し込みする際、プロバイダ契約が必要なのか気になりませんか? 結論から言うとプロバイダ契約なしで利用できるサービスです。プロバイダ契約がいらない理由は、ソフトバンクエアーのサービスの特徴を見ると分かります。
【ソフトバンクエアーのサービスの特徴】
- スマホと同じようなモバイル回線を使用している
- モバイル回線もインターネット接続も一緒に提供している
本記事ではさらにプロバイダ契約がいらない理由について詳しく解説していきます。プロバイダ契約なしによるメリット・デメリットが気になる方も本記事をご参考ください。
ソフトバンクエアーのサービスの特徴
まずはソフトバンクエアーの速度や料金などの表をご覧ください。
【ソフトバンクエアーのサービス】
回線 | 4G/4G LTE |
---|---|
速度 | 下り最大962Mbps(全国主要都市の一部エリア) |
月額基本料金 | 4,880円 |
SoftBank Airスタート割(12か月目まで) | 3,800円 |
端末代 | 月月割で実質無料(レンタルは月額490円) |
契約事務手数料 | 3,000円 |
契約期間 | 2年 |
契約解除料 | 9,500円(更新月は24か月目) |
おうち割光セット | ソフトバンクスマホ1台につき毎月1,000円割引 |
ソフトバンク公式キャンペーン
ソフトバンクでは次の公式キャンペーンを実施しています。
【公式キャンペーン】
キャンペーン名 | 主な内容 |
---|---|
SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン | 他社の違約金・撤去工事費を最大10万円までキャッシュバック |
U-25限定 SoftBank Air 特別割引 2020 | 月額基本料金2,000円割引(36か月)/契約事務手数料無料 |
キャンペーンは見直しされることがあります。ソフトバンク公式サイトより最新のキャンペーン情報を確認してください。
ソフトバンクエアーはプロバイダ契約がいらない
冒頭でも申し上げたとおり、ソフトバンクエアーではプロバイダとの契約が不要です。一方、光回線では回線事業者+プロバイダと契約しないといけません。
【回線事業者とプロバイダの主な役割】
事業者の種類 | 事業者の役割 |
---|---|
回線事業者 | 回線サービスを提供 |
プロバイダ | インターネット接続サービスを提供 |
回線事業者だけ、プロバイダだけの契約ではインターネットに接続できません。それぞれの事業者で役割が異なる関係上、インターネットに接続するには回線事業者とプロバイダとの契約が必要です。
光回線もソフトバンクエアーも同じインターネットサービスです。なぜソフトバンクエアーだとプロバイダ契約がいらないのか、理由ついて詳しく解説していきましょう。
理由1:スマホと同じようなモバイル回線を使用している
ソフトバンクエアーでは、次のような理由でプロバイダ契約が不要になると考えられます。
【プロバイダ契約が不要になる理由1】
- 4G/4G LTE回線を使用している
- スマホと同じようなモバイル回線を使用している
モバイル回線を使用するスマホではプロバイダ契約なしが一般的となっています。スマホと同じようなモバイル回線を使用するソフトバンクエアーでも、プロバイダ契約なしでサービスを提供できるわけです。
ソフトバンクエアーのモバイル回線を紹介
ソフトバンクエアーではホームルーター「Airターミナル」で基地局からの電波を受信しています。
【Airターミナル4の主なスペック】
速度 | 下り最大962Mbps |
---|---|
モバイル回線 | 4G方式:AXGP(2.5GHz)/TDD-LTE(3.5GHz)/4G LTE方式:FDD-LTE(2.1GHz) |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac(最大1.3Gbps) |
同時接続台数 | 64 |
Airターミナル4のスペックで注目してもらいたいのがモバイル回線です。
【3種類のモバイル回線と特徴】
モバイル回線の種類 | 主な特徴 |
---|---|
4G方式:AXGP | 従来のXGPを高速化 |
4G方式:TDD-LTE | 下り通信と上り通信で同じ帯域を使用 |
4G LTE方式:FDD-LTE | 下り通信と上り通信で異なる帯域を使用 |
モバイル回線によって提供エリアが異なります。AXGPの提供エリアは「Wireless City Planning」公式サイトの提供エリアマップより確認可能です。
Airターミナル4の旧機種Airターミナル2とAirターミナルはAXGPのみです。提供エリアの広さにこだわりたい方は、4G/4G LTE両方に対応しているAirターミナル4を選びましょう。
ソフトバンクスマホのモバイル回線を紹介
AXGPを「SoftBank 4G」として提供しているのがソフトバンクスマホです。また、2つのモバイル回線を束ねる「Hybrid 4G LTE」で高速化しています。(キャリアアグリゲーションと呼ばれる技術)
【Hybrid 4G LTEで用いるモバイル回線】
- SoftBank 4G(TDD方式)
- SoftBank 4G LTE(FDD方式)
「Hybrid 4G LTE」の提供エリアはソフトバンク公式サイトのサービスエリアマップより確認可能です。SoftBank 4GとSoftBank 4G LTEの提供エリアを重ねて表示しており、ひと目で分かりやすくなっています。
また、SoftBank 5G回線の提供エリアもサービスエリアマップで分かります。より高速なモバイル回線が気になる方は、サービスエリアマップでご確認ください。
理由2:モバイル回線もインターネット接続も一緒に提供している
ほかにも次のような理由でプロバイダ契約が不要になると考えられます。
【プロバイダ契約が不要になる理由2】
- ソフトバンクグループのモバイル回線を使用している
- モバイル回線はプロバイダとしての役割も持っている
AXGPを提供している「Wireless City Planning」はソフトバンクグループの一員です。そのため、ソフトバンクエアーはモバイル回線もインターネット接続も一緒に提供する形になっています。
プロバイダ契約がいらないメリット
プロバイダ契約がいらないソフトバンクエアーには次のようなメリットがあります。
【プロバイダ契約がいらないメリット】
- 別途プロバイダ契約を結ぶ手間を省ける
- 別途プロバイダ料金を支払いせずに済む
- 解約するときはソフトバンクエアーだけで済む
- プロバイダによって速度が変わらない
それぞれのメリットについて、詳しく説明していきましょう。
別途プロバイダ契約を結ぶ手間を省ける
ソフトバンクエアーなら別途プロバイダと契約するといった手間はかかりません。契約がシンプルなため、分かりやすくなっています。
NTTの光回線フレッツ光の場合、フレッツ光との契約とは別にプロバイダとの契約も必要です。ただし、フレッツ光では光回線と一緒に申し込みできるプロバイダパックを用意しています。
【プロバイダパック対応プロバイダ】
- WAKWAK
- So-net
- plala
- OCN
- hi-ho
- DTI
- BIGLOBE
- BB.excite
- ASAHIネット
- @nifty
フレッツ光のプロバイダパックなら手間をかけずに契約できます。
別途プロバイダ料金を支払いせずに済む
プロバイダ契約がいらないソフトバンクエアーでは、プロバイダ料金が発生しません。
【ソフトバンクエアーの月額料金】
月額基本料金 | 4,880円 |
---|---|
SoftBank Airスタート割適用後(12か月目まで) | 3,800円 |
回線事業者とプロバイダの料金を別々に支払いしなくて済みます。一方、プロバイダ契約が必要になるフレッツ光では次の月額料金が発生します。
【フレッツ光戸建て向けの月額料金】
フレッツ光の月額基本料金 | 5,700円 |
---|---|
ギガ・スマート割引/にねん割適用後 | 4,700円 |
プロバイダの月額料金 | 500円~1,200円(プロバイダパック) |
合計 | 5,200円~5,900円 |
フレッツ光とプロバイダと両方の料金を考えないといけません。ただし、プロバイダパックなら料金の支払いをまとめて行えます。
解約するときはソフトバンクエアーだけで済む
ソフトバンクエアーを解約する場合、別途プロバイダの解約は不要です。
【解約の受付先】
- SoftBank Airサポートセンター
- 0800-1111-820
- 10時00分~19時00分(年中無休)
ソフトバンクエアーのみを電話で解約するだけと簡単です。フレッツ光も電話で解約できるものの、プロバイダの解約が別途必要になります。解約の二度手間はプロバイダパックでも同様です。
プロバイダによって速度が変わらない
プロバイダ契約のいらないソフトバンクエアーでは、プロバイダによって速度が変わりません。「速度が遅いからプロバイダを乗り換える」といった手間は不要です。
一方、フレッツ光はプロバイダによってつながりやすさに差が出ることがあります。速度が遅いと感じるときは「IPv4 over IPv6対応プロバイダ」へ乗り換えすると速度の向上が期待できます。そのため、速度にこだわる方はプロバイダの選び方が大切です。
プロバイダ契約がいらないデメリット
プロバイダ契約がいらないソフトバンクエアーには、次のようなデメリットがあります。
【プロバイダ契約がいらないデメリット】
- プロバイダの選択肢がなくなる
- プロバイダの独自特典が受けられない
それぞれのデメリットについて、詳しくは次の解説をご覧ください。
プロバイダの選択肢がなくなる
ソフトバンクエアーではプロバイダの選択肢がありません。気になるプロバイダがあっても利用できないサービスとなっています。
一方、フレッツ光は対応プロバイダから選べるサービスです。フレッツ光戸建て向けの対応プロバイダは公式サイトより検索できます。お住まいの地域に対応したプロバイダ、IPv6対応プロバイダを選ぶと良いでしょう。
プロバイダの独自特典が受けられない
ソフトバンクエアーではプロバイダの独自特典が受けられません。ソフトバンク公式サイトから申し込みした場合は、ソフトバンク公式キャンペーンのみです。
フレッツ光+プロバイダならキャッシュバックや開通月+3か月無料など、プロバイダ独自の特典が受けられることがあります。
ソフトバンクエアー代理店なら独自特典がある
ただし、ソフトバンクエアー代理店によっては独自特典を用意しています。独自特典のうち、最も魅力なのが高額なキャッシュバックです。
【主な代理店とキャッシュバック額】
代理店名 | キャッシュバック額 |
---|---|
モバレコエアー | 28,000円 |
NEXT | 30,000円 |
アウンカンパニー | 30,000円 |
エヌズカンパニー | 30,000円 |
ポケットモバイル | 30,000円 |
ソフトバンク公式キャンペーンと代理店独自のキャッシュバックは併用できるため、お得感が大きくなっています。ただし、代理店によってはキャッシュバックに次の注意点があります。
【キャッシュバックの注意点】
- 有料のオプション加入条件が付いている
- キャッシュバックの申請に手間がかかる
- キャッシュバックが振込まれるまで長期間かかる
代理店エヌズカンパニーのキャッシュバックならオプション加入条件はありません。キャッシュバックの申請方法は、電話で口座を伝えるだけと簡単です。課金開始月より最短2か月で振込まれるため、長期間待たずに済みます。
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代理店経由での申し込みから利用開始までの流れ
代理店ではインターネット、または電話で申し込みを受付しています。電話は受付時間があるため、24時間受付のインターネットで申し込みすると良いでしょう。
【申し込みから利用開始までの流れ】
- 1.代理店サイトのフォームより申し込みする
- 2.代理店より電話が入る(サービスの説明や注意事項について)
- 3.利用開始の案内(郵送またはSMS)
- 4.支払い方法の登録と本人確認書類の提出(スマホがある方はSMS、スマホがない方は郵送)
- 5.Airターミナルの発送と受取
- 6.Airターミナルの接続・設定
- 7.インターネット利用開始
代理店のキャッシュバック条件を満たすように申し込みしてください。代理店エヌズカンパニーでは次のキャッシュバック条件を設けています。
【キャッシュバック条件】
- 代理店経由でソフトバンクエアーへ新規申し込みすること
- 支払い方法(※1)の登録を申し込み日より30日以内に完了させること
(※1)クレジットカード・口座振替・携帯おまとめ請求の3種類
後は電話で口座を伝えるだけでキャッシュバック額が振込まれます。
まとめ
ソフトバンクエアーでプロバイダ契約がいらない理由をまとめてみましょう。
【プロバイダ契約がいらないまとめ】
- スマホと同じような4G/4G LTE回線を使用している
- ソフトバンクグループのモバイル回線を使用している
- モバイル回線はプロバイダとしての役割も持っている
プロバイダ契約がいらないソフトバンクエアーなら、プロバイダと別途契約する手間はかかりません。料金の支払いもソフトバンクエアーのみ、プロバイダ料金は不要です。
また、プロバイダの独自特典の代わりに代理店の独自キャンペーンが受けられます。ソフトバンク公式サイトから申し込みしても、代理店の独自キャンペーンは受けられません。そのため、ソフトバンクエアーは代理店経由で申し込みしたほうが良いでしょう。
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