【2020年最新】楽天モバイルでiPhoneに機種変更する方法
楽天モバイルは格安スマホとして高い人気を誇っており、今や大手キャリアのドコモ・au・ソフトバンクに迫るほどです。これだけ注目されている理由には、料金が安いことはもちろんですが、iPhoneを契約できる点が挙げられます。
キャリアで使用するよりも大幅に月額料金が下がるため、SIMフリーのiPhoneを購入して楽天モバイルでSIMカードのみを購入する人や、SIMロックを解除して楽天モバイルに乗り換える人が増加しています。
そこで今回は、楽天モバイルでiPhoneに機種変更をする方法や料金、さらには条件などを紹介していきますので、乗り換えを検討している方はぜひ注目してみてください。
楽天モバイルでiPhoneを使うための方法
SIMフリーのiPhoneを購入して楽天モバイルでSIMを契約する
楽天モバイルでiPhoneを使用するにあたり、まずは端末を用意する必要があります。
まず、基本的な知識として理解しておかなければいけないのが、ドコモやau、ソフトバンクなど大手キャリアで販売されているiPhoneはSIMロックといわれる鍵が付けられているため、これでは格安スマホへの乗り換えはできません。
そのため、SIMフリーといわれるロックがかかっていないiPhoneを購入することで、はじめて格安スマホに機種変更できる条件が揃います。
SIMフリーのiPhoneはAppleストアで購入可能です。下記はAppleストアで販売されているiPhoneの価格表となります。
iPhone11Pro | 106,800円 |
iPhone11 | 74,800円 |
iPhone X | 64,800円 |
iPhone8 | 52,800円 |
iPhone販売場所として足を運びやすいですし、わからないことは専門のスタッフに直接聞けるため安心です。
また、AppleのWEBストアでもSIMフリーのiPhoneは販売されているため、店舗に足を運ばずとも購入することもできます。
さらに、現在ではSIMフリーのiPhoneはネット上で販売されているため、中古で購入可能です。新品よりもお得な価格で手に入るため、とくに気にならない方は中古品でも探してみてください。
注意点として、中古のiPhoneを購入するときはSIMロックが解除されていること、ネットワーク利用制限がかかっていないことをチェックしましょう。ちなみに、ネットワーク利用制限とは通信ができないように制限がかけられている状態を意味しています。
SIMロックを解除して楽天モバイルに乗り換える
現在大手3キャリアのドコモ・au・ソフトバンクのiPhoneを使っている場合、SIMロックを解除することでそのまま楽天モバイルに乗り換えられます。
その場合は楽天モバイルでSIMカードのみを契約すると使用できるため、お得なスーパーホーダイであれば3.1GBプランであれば月額1,020円、スーパーホーダイでは1,480円から利用できます。
しかし、上述した通りキャリアのiPhoneはSIMロックがかかっているため、そのままでは楽天モバイルに乗り換えても使用することはできません。
SIMロックがかかっていると同じキャリアのSIMカードしか認識できないため、ロックを解除しなければいけませんが、それにはいくつか条件が定められています。
ここからは、大手キャリアのiPhoneをSIMロック解除する条件について見ていきましょう。
SIMロック解除条件:ソフトバンクのiPhoneの場合
ソフトバンクのiPhoneをSIMロック解除するには、まず2015年の5月1日以降に発売されている下記の機種でSIMロック解除機能を搭載していることが前提です。
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone SE
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone X
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
上記の機種に該当し、端末購入日から101日目以降であることも例外を除き条件として定められています。
また、ネットワーク利用制限などのロック機能を利用していない、もしくは解除されていること、解約済みの場合は90日以内であることなども条件に含まれます。
ネットではMy Softbankにて無料で解除ができ、ソフトバンクショップで手続きを行う場合は解除手数料として3,000円かかりますのでご注意ください。
SIMロック解除条件:auのiPhoneの場合
続いてauの場合は、まずau回線を利用している場合は下記の機種はSIMロック解除が不要です。
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone X
- iPhone XS
- iPhone XS MAX
- iPhone XR
そして、ソフトバンクと同様に下記の機種でSIMロック解除対応端末であることも条件となります。
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone SE
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone X
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
さらに、一部例外を除き端末を購入した日から101日目以降であること、ネットワーク利用制限中のau
携帯電話ではないこと、解約から100日以内であることも条件です。
手続きはMy auにアクセスをしてSIMロック解除をすれば無料で行えます。auショップで依頼する場合はSIMロック解除手数料として3,000円必要です。
SIMロック解除条件:ドコモのiPhoneの場合
そして、ドコモのiPhoneをSIMロック解除するための条件は、au回線を利用している場合のみSIMロックの解除ができます。
また、2015年5月1日以降に発売された下記の機種で、SIMロック解除に対応していることが条件です。
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone SE
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone X
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
さらに、例外を除き端末を購入した日から100日経過した機種であること、ネットワーク利用制限やおまかせロックなどの各種ロックがかかっていないこともご確認ください。
手続き方法は、WEBの場合はMy docomoからであれば無料で解除できます。また、ドコモインフォメーションセンターに電話をして依頼する方法と店舗がありますが、どちらも解除手数料として3,000円が必要です。
楽天モバイルでiPhoneとSIMをセットで購入する
そして、3つ目のパターンは楽天モバイルでiPhoneとSIMカードをセットで購入するという方法です。楽天モバイルだけでなく、最近では格安スマホ会社も取り扱い端末としてiPhoneが用意されていることが少なくありません。
契約をするとそのまま使用できるため、大手キャリアで使っていたiPhoneなどのようにSIMロックを解除するという手間が省けます。
料金について
楽天モバイルではiPhone SEを扱っており、一括払いでは41,800円(税別)で購入できます。分割払いでは1,881円に手数料がかかり、支払い回数は24回払いです。
海外版のiPhoneSEが使える
楽天モバイルで販売されているiPhone SEは海外モデルとなっているため、日本国内で販売されているiPhoneとはインストールがされているアプリや仕様が異なります。スペックは下記の表にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
Lightning – USBケーブル
プラットフォーム | iOS9 |
プロセッサー/動作周波数 | 64ビットアーキテクチャ搭載A9チップ |
液晶ディスプレイ/解像度 | 約4インチ Retina (1,136 x 640ドット) |
記録装置 | 16GB |
対応回線 | ドコモ回線/au回線 ※au回線はWebのみ受付 |
SIMサイズ | nano |
カメラ性能 | アウトカメラ: 1,200万画素・インカメラ: 120万画素 |
サイズ | 幅約123.8mm×奥行き約58.6mm×厚み約7.6mm |
重さ | 約113グラム |
外部接続端子 |
iPhoneに関する注意事項について
楽天モバイルの公式ホームページにて、iPhoneに関する注意事項が記載されているため紹介します。
まず、アクセサリーはすべて新品であり、Lightning USBケーブル・USB電源アダプタ・イヤフォン・マニュアル・SIM取り出しピンが同封されています。
海外販売モデルのiPhoneはSIMカードを挿入してから通信を開始してから1年間は、Apple Incのハードウェア保証の対象となりますが、さらに長い期間の保証を希望する場合は、申し込みをする際に楽天モバイルの保証に加入してください。
また、端末を購入してから30日以内にAppleのWEBショップ、もしくは店舗にて「AppleCare+」、または「AppleCare Protection Plan」に加入しましょう。
端末が故障した際の修理については、楽天モバイルではなくメーカーに問い合わせをしてください。
現在は販売終了となっているため注意
iPhone SEは、現在楽天モバイルで販売中止となっています。申し込みが多数寄せられていることから受付を中止しているということもあり、再開の目処も特に公式ホームページ上で知らされていません。
iPhone SEは人気機種であっただけに、楽天モバイルで安く利用できることから大いに注目を集めたため、当然の結果といっても不思議ではないです。
いつ新たにiPhoneが販売開始されるかはわからないため、発信される情報をきちんと収集しておきましょう。
楽天モバイルでiPhoneを使うメリット
月額基本料が大幅に安くなる
ここからは、楽天モバイルでiPhoneを使うメリットについて紹介していきます。まず、やはり最もメリットとして感じられるのは月額基本料が大幅に安くなることです。
現在契約しているプランや月々の使用料は人それぞれ異なるため正確な金額は出せませんが、例えばドコモのギガライトプランの場合は月額基本料が3,850円となります。
これでも安いという印象を持ちますが、楽天モバイルに機種変更をしてスーパーホーダイのプランSにした場合は月額基本料が1,480円となるため、2,370円も安くなります。
月額基本料がおよそ半額以下になることから、楽天モバイルに乗り換えると家計にとっても大きな節約に繋げることが可能です。
安心の保証サービスが用意されている
楽天モバイルではiPhoneでも利用できる「つながる端末保証」というサービスが用意されているため、万が一の故障などにも対応できます。
「つながる端末保証」とは、自然故障や破損、さらに水没などを起こした場合、無償での修理もしくは有償での交換ができるという内容です。
「つながる端末保証」を利用するには、まず楽天モバイルのSIMカードを挿入した端末から専用WEBページへアクセスをして、保証の対象となる端末を登録しておいてください。
そして、登録をした機種が故障した場合、故障した日から7日以内に専用のコールセンターへ修理の依頼を出します。その後、故障した端末を指定の場所に送り、種類や症状から無償修理か有償での交換のどちらかを判断されます。
iPhoneはSIMフリー端末と、キャリア端末(SIMロック解除した端末・NTTドコモの端末)が対象となり、楽天モバイルが指定する正規修理サービス店舗に持ち込んでの修理が可能です。また、店舗に持ち込んでの修理ができない場合は、発送修理にて対応してくれます。
楽天モバイルの料金プランについて
スーパーホーダイ
プラン名 | 月額基本料 | データ容量 |
プランS | 1,480円 | 月々2GB |
プランM | 2,480円 | 月々6GB |
プランL | 4,480円 | 月々14GB |
プランLL | 5,480円 | 月々24GB |
スーパーホーダイの概要
スーパーホーダイは楽天モバイルを契約する人のほとんどが利用するといっても過言ではない人気プランで、上記の表からもわかる通りお得な料金設定となっています。
楽天会員割が適用されている料金となっており、2年目以降はプランSが2,980円・プランMが3,980円・プランLが5,980円・プランLLが6,980円となります。
そして、楽天のダイヤモンド会員の場合は1年目の対象月に限り、500円割引となるためさらにお得な料金でiPhoneを利用することが可能です。
ギガを使い切っても安心の通信速度を維持
楽天モバイルのスーパーホーダイでは、プランによりそれぞれ使用可能なデータ容量が決まっていますが、万が一使い切った場合でも最大1Mbpsの通信速度を維持するため、比較的快適に操作ができます。
他社の場合は最大で128Kbpsという低速モードになるなど、高速通信と比べた場合はサクサクと作業は行えません。
しかし、最大1Mbpsという数値はメッセージやメールは快適に利用でき、WEB検索や地図、ゲームアプリの使用はストレスなく操作できるレベルです。また、データ容量を使い切った場合に楽しむことが難しくなる動画再生についても、問題なく視聴できるレベルとなります。
通信量を節約することが可能
楽天モバイルでは高速データ通信のオン・オフができるため、必要のないときはオフにしておくとデータ容量の減りを軽減できます。
切り替えはワンタッチで行えるので、アプリのダウンロードや動画を視聴するときなどはオン、特に高速通信を必要としないときはオフにするなど使い分けてみましょう。
余ったデータは繰り越しができる
楽天モバイルでは当月内で余ってしまったデータ容量は、翌月に繰り越して使用できるため、無理に使い切る必要がありません。
例えば、6GBのプランMに契約していた場合で、3GBを使用して余った場合、残りの3GBを翌月に繰り越すことで9GB使用できます。ただし、データ容量の繰り越しができるのは翌月までになるためご注意ください。
国内通話が10分間何度でも無料
スーパーホーダイの魅力といえるのが、10分以内の国内通話がかけ放題という点です。これは、楽天でんわアプリを使うことで10分以内の通話であれば何回かけても無料で利用できるサービスとなるため、頻繁に電話をする機会がある方にとっては大きなメリットです。
また、10分を超えた場合は通常30秒あたり20円のところを10円で通話ができるため、電話料金の節約にも繋げられます。
組み合わせプラン
通話SIM | データSIM(SMSあり) | データSIM(SMSなし) |
ベーシックプラン:1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GBプラン:1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GBプラン:2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GBプラン:2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GBプラン:4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GBプラン:6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
選べるデータ容量が幅広い
もう一方の組み合わせプランについてですが、まずスーパーホーダイとの違いとしてさまざまなデータ容量が用意されているため選択肢が多いです。そのため、自分がどういった使い方をするかで選べるため、より最適なプラン決定がしやすいです。
ドコモとauの回線が対応している
スーパーホーダイはドコモ回線しか申し込みができないプランとなりますが、組み合わせプランに関してはドコモだけでなくau回線も申し込みができます。
楽天モバイルでは、ドコモとauのマルチキャリアに対応していることも人気の理由に繋がっており、他社よりもプランの選択肢が広がる点が評価されています。au回線の場合はWEBのみ申し込みに対応していますので、事前に把握をしておいてください。
組み合わせプラン内での変更ができる
そして、組み合わせプラン内でのプラン変更ができる点も魅力的なサービスであり特徴です。これは毎月1回まで利用プランを変更できるというもので、手続き手数料は不要となります。
データ容量が足りなくなる場合は増量したり、逆に使い切れないデータ容量のプランに契約している場合は減らしたりと、非常に融通の利くサービスといえます。
プラン変更をするには、楽天モバイルのメンバーズステーションから「楽天モバイルプラン変更」という項目を選択して申し込みをするだけです。
毎月1日の0時から25日の23時59分までにプラン変更の申し込みをすると、翌月1日に新プランが適用となりますが、毎月26日の0時から月末の23時59分の間に申し込みをした場合は、翌々月から新プランの適用となるため注意が必要です。
楽天モバイルでiPhoneに機種変更する方法まとめ
楽天モバイルでは安い料金でiPhoneを使用できるため、大手キャリアから乗り換える人が増加傾向にあります。
その場合はSIMフリーのiPhoneを用意する、または使っているiPhoneのSIMロックを解除するといった手続きなどが必要です。楽天モバイルでiPhoneを購入して使用することも可能ですが、現在販売停止となっているため今後の動向についてチェックをしておきましょう。
また、いざ楽天モバイルでiPhoneを使うとなった場合にお得なプランが利用できるよう、自分に合ったものを調査しておくことも大切です。ぜひ、楽天モバイルにてお得な料金でiPhoneを使ってみてください。
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