UQ WiMAX(ワイマックス)とBroad WiMAX(ブロードワイマックス)の違いを徹底比較!

UQ WiMAX(ワイマックス)とBroad WiMAX(ブロードワイマックス)の違いを徹底比較!

UQ WiMAX(以下ワイマックス)は自社で回線を用意するWiMAXの本家です。一方、Broad WiMAX(以下ブロードワイマックス)はUQ WiMAXより回線を借りてサービスを提供しています。ほかにもワイマックスとブロードワイマックスにはどんな違いがあるのでしょうか?

両社で大きな違いとなっているのが料金です。3年の総額料金は本家のワイマックスよりも、回線を借りているブロードワイマックスのほうが安くなっています。

本ページではワイマックスとブロードワイマックスの料金のほか、さまざまな面から比較していきます。両社にはどんな違いがあるのか知りたいという人は本ページをご一読ください。

ワイマックスのブロードワイマックスの比較表

ワイマックスのブロードワイマックスの比較

まずは両社の比較表をご覧ください。

比較項目/事業者名ワイマックスブロードワイマックス
提供会社UQコミュニケーションズ株式会社株式会社Link Life
月額料金(ギガ放題)3,880円2,726円~
プランギガ放題/ウルトラギガMAXギガ放題/ライト
速度下り最大1.2Gbps(一部エリア)下り最大1.2Gbps(一部エリア)
エリアWiMAX2+/au 4G LTEWiMAX2+/au 4G LTE
オプションサービス端末補償/訪問・リモートサポートなど端末補償/訪問・リモートサポートなど
キャンペーンWeb割キャンペーン/全端末無料キャンペーンなど

(2020年5月23日時点)

事業者のタイプ

ワイマックスはMNO、ブロードワイマックスはMVNOと呼ばれる事業者です。

事業者のタイプ特徴
MNO(移動体通信事業者)自社で回線を持つ事業者で本家とも呼ばれる
MVNO(仮想移動体通信事業者)本家から回線を借りてサービスを提供する事業者でプロバイダとも呼ばれる

MVNOはブロードワイマックスのほか、多数のプロバイダが存在しています。

ワイマックスとブロードワイマックスの違いはどこにある?

ワイマックスとブロードワイマックスの違い

次からは、ワイマックスとブロードワイマックスをさらに詳しく比較していきましょう。両社を比較するポイントは、次のとおりです。

  • 料金
  • プラン
  • 速度
  • エリア
  • サービス
  • キャンペーン

特に料金や速度、キャンペーンにある違いには注目してみてください。

料金で比較

料金を比較

冒頭でも申し上げたとおり、ワイマックスとブロードワイマックスで大きな違いとなるのが料金です。両社を総額料金や実質料金で比較したところ、ブロードワイマックスに軍配が上がりました。

料金項目/事業者名ワイマックスブロードワイマックス
月額料金(ギガ放題)3,880円1~2か月目2,726円/3~24か月目3,411円/25か月目以降4,011円
初期費用3,000円3,000円(18,857円分はWeb割で無料)
端末代15,000円キャンペーンで全端末無料
キャッシュバック
契約期間2年3年
総額料金(3年)(※1)157,680円131,626円
実質月額料金(※1)4,380円約3,656円

(※1)月額料金・初期費用・端末代・キャッシュバックを入れて計算

【ワイマックスとブロードワイマックスの料金差】

3年の総額料金157,680円-131,626円=26,054円
実質月額料金4,380円-約3,656円=約724円

実質月額料金ではそれほど大きな差ではありません。しかし、3年という長期間で見ると料金の差が大きくなります。

プランで比較

プランを比較

次のようにワイマックスとブロードワイマックスでは、プランに違いが見られます。

事業者名プラン名
ワイマックスギガ放題/ウルトラギガMAX
ブロードワイマックスギガ放題/ライト

ギガ放題は両社で共通の使いたい放題できるプランです。しかし、ウルトラギガMAXとライトプランでは、それぞれサービス内容が異なります。

ワイマックスのウルトラギガMAX

ワイマックスのウルトラギガMAXは、WiMAXとスマホをセットで契約すると500円割引になるプランです。ワイマックスの提供会社であるUQコミュニケーションズでは、CMでもおなじみのUQ mobileを提供しています。

月額1,480円~のお得なスマホプランを用意しているのが、UQ mobileの特徴の一つです。そのため、ウルトラギガMAXはWiMAXもスマホも同じ会社にひとまとめし、料金を節約したい人に魅力のあるプランです。

ブロードワイマックスのライトプラン

ブロードワイマックスのライトは月間データ容量7GBを上限とするプランです。ライトプランの料金は1~24か月目2,726円/25か月目以降3,326円となっています。ギガ放題の1~2か月目2,726円/3~24か月目3,411円/25か月目以降4,011円よりお得です。

以前のワイマックスにはUQ Flatツープラス(月間データ容量7GB)のプランがありました。しかし、2019年9月30日に受付終了となっており、現在では申し込みができません。

速度で比較

ワイマックスとブロードワイマックスでは下り最大1.2Gbpsもの高速通信を提供しています。(理論値)端末ごとの下り最大通信速度は次のとおりです。

端末名下り最大通信速度
Speed Wi-Fi NEXT WX06(モバイルルーター)440Mbps
Speed Wi-Fi NEXT W06(モバイルルーター)1.2Gbps
WiMAX HOME02(ホームルーター)440Mbps
Speed Wi-Fi HOME L02(ホームルーター)1.0Gbps

次にワイマックスとブロードワイマックスの実測を調べてみましょう。通信速度測定サイト「みんなのネット回線速度」による測定結果は次のとおりです。

速度項目/端末名ワイマックスブロードワイマックス
平均Ping値64.64ms59.1ms
下り平均速度36.03Mbps51.96Mbps
上り平均速度5.75Mbps7.58Mbps

※端末はホームルーターのL02
※2020年5月23日時点の測定結果

今回の実測の測定結果では、ブロードワイマックスに軍配が上がりました。

MNOとMVNOで実測が異なる理由

同じ回線でも実効速度(実測)はMNOとMVNOで異なる場合があります。なぜかと言うと、MVNOによっては独自の設備を用意しているからです。すべての設備をMNOから借りるより、一部の設備をMVNOで用意したほうが独自性を出せるというメリットがあります。

実測が異なるのはMNO⇔MVNOだけでありません。同じMNOから回線を借りているMVNO⇔MVNOでも実測に差が出ることがあります。

エリアで比較

エリアで比較

ワイマックスとブロードワイマックスでは、回線が同じのためエリアも同じです。そのため、エリアでの比較では両社引き分けとなります。WiMAXの人口カバー率をご覧ください。

対応エリア人口カバー率
WiMAX2+(2.5GHz帯のバンド41)99%超(全国主要都市)
au 4G LTE(800MHz帯のプラチナバンド)99%超

WiMAX2+もau 4G LTEも高い人口カバー率となっており、幅広いエリアでつながりやすいのが魅力です。エリアを確認したい人はワイマックスの公式サイトにあるサービスエリアマップを利用してみてください。WiMAX2+とau 4G LTEの両方のエリアをマップで確認できます。

サービス・サポートで比較

サポートで比較

ワイマックスとブロードワイマックスのサービスを比較したところ、次の特徴が分かりました。

【ワイマックスのサービスの特徴】

  • エンタメ系サービス(動画・音楽配信など)が充実
  • 公衆無線LANサービスが無料

【ブロードワイマックスのサービスの特徴】

  • ネット申し込み後、店舗にて最短当日中に端末を受取できる
  • 優待サービスにて全国の施設で特典が受けられる

両社の主なサービスの比較表は次をご覧ください。

サービス名/事業者名ワイマックスブロードワイマックス
端末への補償○(リフレッシュ品交換/月額380円)○(無料修理/月額550円)
リモートサポート○(月額350円)○(月額500円)
訪問サポート○(別途料金)○ (1回9,500円)
セキュリティーソフト○(月額500円)○(My Broadサポートに含む形で提供/月額料金300円)
動画配信サービス○(月額1,990円)
音楽配信サービス○(月額891円)
公衆無線LANサービス○(UQ Wi-Fiプレミアムで提供/無料)
優待サービス○(月額600円)

ワイマックスのエンタメ系サービス

映画や音楽好きな人に魅力なのが、ワイマックスのエンタメ系サービスです。

サービスの種類サービスの特徴
動画配信サービスU-NEXT(映画やドラマ、アニメなど120,000本以上)
音楽配信サービスRecMusic(邦楽や洋楽など聴き放題・見放題)/初回特典で最大2か月無料

ほかにも音楽ダウンロードやオンラインゲーム、パソコンソフト使い放題などのエンタメ系サービスがあります。

ワイマックスの公衆無線LANサービス

全国のWiFiスポットを無料で利用したい人に便利なのが、ワイマックスの公衆無線LANサービスです。WiFiスポットでは速度制限を心配せずに使いたい放題できます。(ルーターのWiFiスポット接続機能も利用可能)

プロバイダによっては月額400円ほどで公衆無線LANサービスを提供しています。しかし、ワイマックス(UQ Wi-Fiプレミアム)の公衆無線LANサービスなら無料です。

ブロードワイマックスの店舗受取サービス

その日のうちにインターネットを楽しみたい人に便利なのが、ブロードワイマックスの店舗受取サービスです。(最短当日中に端末を受取可能)店舗受取サービスを利用したい人は、公式サイトから申し込みするときに「店舗受取希望」の欄にチェックを入れてください。ただし、店舗で受取できるのは次のセンターに限られます。

センター名住所
渋谷センター渋谷区道玄坂2-10-7新大宗ビル1階
秋葉原センター千代田区外神田3-11-2ロック2ビル1F-B
大宮センターさいたま市大宮区桜木町1丁目1-5山中ビル4F
梅田センター大阪市北区豊崎3-17-9 豊崎旭ビル2F
名古屋センター名古屋市中区大須3丁目31番3号

センターから遠方にお住いの人は、店舗受取が難しいです。

ブロードワイマックスの優待サービス

ブロードワイマックスの優待サービスでは、全国の対象施設で特典が受けられます。

施設名特典内容
ネットスーパー「デリキチ」配送料が毎月6回まで無料/割引クーポンプレゼント
タイムズカークーポンで一般料金より10%~50%オフ
TOHOシネマTCチケット1,900円→1,500円へ割引
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル一泊4,664円~
大江戸温泉物語 浦安万華鏡大人2,933円→1,050円へ割引

優待5万点以上もそろえるお得なサービスです。さらに、優待サービスの月額料金600円が最大2か月無料になる特典も用意しています。

キャンペーンで比較

キャンペーン内容で比較

ワイマックスには目立ったキャンペーンがありません。しかし、ブロードワイマックスのキャンペーンは充実しています。そのため、キャンペーンではブロードワイマックスのほうに軍配が上がりました。ブロードワイマックスで実施しているキャンペーンの一覧は次のとおりです。

キャンペーン名キャンペーン内容
Web割キャンペーン初期費用18,857円が無料
全端末無料キャンペーン最新端末含むすべての端末代が無料
違約金当社負担乗換えキャンペーン乗り換えで初期費用なし+他社の解除料(最大19,000円)なし
2台同時お申し込みキャンペーン端末2台の同時申し込みで10,000円キャッシュバック

初期費用18,857円が無料になるWeb割キャンペーンには大きなメリットはありません。なぜかと言うと、ワイマックスの初期費用は3,000円のみだからです。

しかし、端末代では両社で大きな差になっています。ワイマックスでは端末代15,000円のところ、ブロードワイマックスならキャンペーンで全端末無料です。

ワイマックスのブロードワイマックスの口コミを紹介

次からは、口コミでワイマックスとブロードワイマックスの評判をチェックしてみましょう。まずはワイマックスの口コミから紹介していきます。

ワイマックスの口コミ

回線工事なしですぐにインターネットに接続できたという口コミです。

WiMAXは回線工事が難しい人に便利なサービスと言えるでしょう。また、ワイマックスの回線速度についても満足していることが伺えます。ただし、速度制限について次の口コミが見られます。

WiMAXのギガ放題では、3日間で10GB以上通信すると速度制限がかかります。速度が制限されるのは18時頃~翌2時頃の時間帯です。ヘビーユーザーの人は速度制限に注意したほうが良いでしょう。

ブロードワイマックスの口コミ

ブロードワイマックスの料金が安くて助かったという口コミです。

なるべく料金を節約したい人にピッタリなプロバイダと言えるでしょう。ただし、サポートについて次の口コミが見られます。

サポート面はあまり期待できないプロバイダと推測できます。ブロードワイマックスのお客様サポート窓口「050‐5212‐7322」の受付時間は11:00~18:00です。お昼の時間帯は混雑しやすいため、14:00~16:00の比較的空いている時間帯に電話したほうが良いでしょう。

ワイマックスが向く人

UQワイマックス

両社を比較した結果、ワイマックスが向くのは次のような人です。

  • シンプルな料金体系のほうが良い人
  • 映画や音楽などエンタメが好きな人
  • 公衆無線LANサービスを無料で付けたい人
  • WiMAXとスマホをセットで利用したい人
  • まずは無料でお試ししたい人

ワイマックスのシンプルで分かりやすい料金体系

ワイマックスのギガ放題では1か月目からずっと3,880円の月額料金です。最初の料金は安いが、3か月目以降や25か月目以降に上がるといった料金体系ではありません。そのため、シンプルで分かりやすい料金体系になっています。

ワイマックスのTry WiMAX

ワイマックスでは15日間無料でお試しできる「Try WiMAX」を提供しています。「つながるかどうか」「実測はどのくらい出るのか」まずは無料でお試ししたい人に便利なサービスです。

ブロードワイマックスが向く人

ブロードワイマックスは次のような人に向いています。

  • なるべく料金を節約したい人
  • 実測を重視したい人
  • ネットスーパーやレジャー施設、宿泊施設などををよく利用する人
  • キャンペーンを上手に利用したい人
  • サービスに納得できないときは違約金なしで他社回線へ乗り換えしたい人

ブロードワイマックスのいつでも解約サポート

ブロードワイマックス契約後、サービスに納得できないときに便利なのがいつでも解約サポートです。契約期間3年のギガ放題の更新月は37か月目です。更新月以外で解約すると19,000円、14,000円、9,500円の違約金が発生します。

しかし、いつでも解約サポートを利用すればいつ解約しても違約金なしで解約可能です。初期契約解除制度(違約金なしで解約できる制度)のような8日間といった期限はありません。

いつでも解約サポートの乗り換え対象は、ソフトバンク光やau ひかりなどの他社回線となります。乗り換え対象外のサービスだと、いつでも解約サポートの利用ができない点には注意してください。

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まとめ

まとめ

本ページではワイマックスとブロードワイマックスを詳しく比較してきました。比較結果を簡単にまとめると次のようになります。

  • 料金→ブロードワイマックスのほうが優位
  • 実測→ブロードワイマックスのほうが優位
  • エリア→両社で同じ
  • サービス→エンタメ系はワイマックス、優待はブロードワイマックスが優位
  • キャンペーン→ブロードワイマックスが優位

特に注目したいのが、3年での総額料金の差です。

  • ワイマックス→157,680円
  • ブロードワイマックス→131,626円

ブロードワイマックスのほうが26,054円お得になります。ただし、ワイマックスには充実したエンタメ系サービスや、無料の公衆無線LANサービスなどの魅力があります。両社それぞれの特徴をよく比較し、総合的に判断すると良いでしょう。

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