LINEMO(ラインモ)の料金プランを解説|ソフトバンクとの違いや対応機種など
2021年3月より大手キャリア3社で新プランが提供されることをご存知の方も多いと思います。大手キャリアが提供する新プランは、既存のプランより基本料金が安くなることが魅力なので注目が集まっていますが、サービス開始前で少し分かりにくいのも事実。
この記事では、大手キャリアの1つであるソフトバンクとLINEが、2021年3月から提供している新プランLINEMO(ラインモ)の概要や対応機種などについて解説していくので、これからLINEMOの契約を検討している方は参考にしてみてくださいね。
ソフトバンクの新プランLINEMO(ラインモ)ってどんなプラン?
それでは、ソフトバンクが2021年3月から開始している新プランLINEMO(ラインモ)について解説していきます。
これまでのソフトバンクで提供されてきたプランと違うポイントなども解説しているので、ソフトバンクとLINEMOで変更された部分が気になる方もチェックしてみてください。
LINEMO(ラインモ)とは?
LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクとLINEが2021年3月17日からスタートした新プランです。新プランの料金は2,728円(税込)で、これまでのプランより低価格なことが注目されていますよ。
またプラン名の通り、LINEに関するサービスをこれまでより強化しており、データ容量を使用せずLINE通話が利用可能なこと、2021年の夏からは700万種類以上のスタンプが使い放題など様々なサービス内容が含まれているのも魅力のポイントですね。
これまでのソフトバンクのプランと何が違う?
これからLINEMOの契約・乗り換えを考えている方の中には、ソフトバンクが提供している既存プランと何が違うのか気になるという方も多いかもしれませんね。そこで、ソフトバンクの既存プランとLINEMOの違うポイントを5つ紹介していくので参考にしてみてくださいね。
月額基本料金・データ容量
これまでのソフトバンクとLINEMOで大きな違いがあるのが、月額基本料金と月間データ容量です。
LINEMOは先程解説した通り、月額2,728円(税込)で月に20GBのデータ容量を使うことができますよ。既存プランとの比較については後ほど詳しく解説していくので、安心してくださいね。
データチャージが可能な形に変更
ソフトバンクを利用している多くの方が利用しているデータ容量が無制限で利用できるメリハリ無制限プランと比較すると、LINEMOは月に使用できるデータ容量が20GBとなっているためデータチャージが可能な形に変更されます。
ただし、メリハリ無制限プラン以外のプランではデータチャージができるので、プランによっては変化がないとも言えますね。
キャリアメールの廃止
ソフトバンクでは、契約時にキャリア独自のメールアドレスを発行していましたが、LINEMOでは契約する際にキャリアメールを発行しない形に変更されました。
そのため、新しくメールアドレスを取得したい場合は、YahooメールやGmailなどのメールアドレスを取得できるサービスを利用することになるので、メールアドレスが必要な方は覚えておきましょう。
MNP転出手数料が無料に変更
ソフトバンクでは、携帯電話番号を引き継いだまま他社サービスに乗り換えるMNPを行なう際の手数料が3,300円(税込)必要でしたが、LINEMOでは他社サービスに乗り換える際の手数料が無料に変更されました。
また、ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOブランド間で乗り換える際の契約事務手数料も無料となっているので、他のサービスが魅力に感じた際も気軽に乗り換えられるメリットがありますよ。
各種割引の廃止
LINEMOでは、ソフトバンクで行われていた家族との同時契約で適用される家族割・インターネットとの同時契約で適用されるセット割が廃止されました。
この2つの割引廃止は、一見するとデメリットのように感じますが、これまで分かりにくかった割引内容がLINEMOのプランに反映されている形になるので、あまり気にする必要はありませんよ。
項目ごとに既存プランとLINEMOを比較!
これまでにソフトバンクを利用してきた方が、最も気になるポイントが月額料金や使用できるデータ容量がどのように変化するかではないでしょうか。
そこで、ソフトバンクの既存プランとLINEMOを項目ごとに比較していくので、ソフトバンクからLINEMOへの乗り換える際に、どのような変化があるのかを確認したい方はチェックしてみてください。
月額基本料金
先程も解説した通り、LINEMOの月額基本料金は2,728円(税込)となっていますが、ソフトバンクの既存プランは、契約するプランによって990円(税込)〜7,238円(税込)となっています。
契約しているプランや適用されている割引などによってはソフトバンクの方がお得になりますが、基本的にはLINEMOの方が価格的なメリットはあるので、通信サービスを価格重視で選んでいる方は、LINEMOも検討してみてください。
データ容量
上記と同じくソフトバンクのプランは、契約するプランによって月に使用できるデータ容量が1GB〜無制限となっていました。対するLINEMOでは、月に使用できるデータ20GBとなっていますよ。
そのため、月のデータ使用量が20GBを超える場合はソフトバンクの既存プランにメリットがあり、20GB未満の場合はLINEMOにメリットがあることが多いですよ。
通話料金
ソフトバンクの通話料金は、30秒/22円(税込)でしたが、LINEMOでも通話料金は変わらず30秒/22円(税込)で利用することができます。
また、ソフトバンクと同じくLINEMOでも1回5分あたりの通話が月額550円(税込)でかけ放題になるオプション、通話が月額1,650円(税込)で無制限かけ放題になるオプションが提供されるので、よく通話をする方はかけ放題オプションの加入も検討してみてくださいね。
それぞれの項目を表でまとめて比較しました!
ソフトバンクの既存プランとLINEMOを比較してきましたが、簡単に比較したいと思った方がいるかもしれませんね。そこで、上記で比較した項目とソフトバンクの既存プランとLINEMOで大きな変化があった部分を表にまとめたので、簡単に比較したい際は以下の表を確認してみてください。
比較項目 | 新プラン(LINEMO) | 既存プラン(ソフトバンク) |
---|---|---|
月額基本料金 | 2,728円(税込) | 990円(税込)〜7,238円(税込)※1 |
データ容量 | 20GB | 1GB〜無制限 |
通話料金 | 30秒/22円(税込) | 30秒/22円(税込) |
MNP転出手数料 | 0円 | 3,300円(税込) |
キャリアメール発行の有無 | × | ○ |
家族割の有無 | × | ○ |
セット割の有無 | × | ○ |
LINEMOに乗り換えるのがおすすめの方を紹介!
上記では、ソフトバンクの既存プランとLINEMOの比較について解説しましたが、LINEMOのサービスが自分に合っているのか分からない方がいるかもしれませんね。そこで、LINEMOに乗り換えるのがおすすめの方を紹介していくので、LINEMOへの乗り換えを検討している方は参考にしてみてください。
月額通信料金を安くしたい方
LINEMOに乗り換える最大の魅力は、やはり月額基本料金が安くなったことではないでしょうか。特に大手キャリアを利用してきた方は、これまでと比較すると料金面でかなりのメリットがあるため、月額通信料金を安くしたいと考えている方はLINEMOに乗り換えるのがおすすめですよ。
月のデータ通信が2GB〜20GBの方
ソフトバンクには様々なプランがありますが、容量が少ないプランだとLINEMOより高くなってしまいます。そのため、月に使用するデータ容量が2GB〜20GBの方はLINEMOに乗り換える方がお得になりますよ。
また、契約する条件によってはどのプランよりもLINEMOがお得になる場合もあるので、現在契約しているプランとLINEMOのプランを比較することが重要ですね。
大手キャリアのサービスを安く利用したい方
格安SIMは料金が安い反面、大手キャリアの通信回線を借りているため、通信速度が遅いなどのデメリットもありました。
しかし、今回の新プランであるLINEMOでは、大手キャリアのサービスを安く利用できるため、格安SIMと大手キャリアのメリットを両方受けられることになりましたよ。そのため、大手キャリアのサービスを安く利用したい方はLINEMOに乗り換えるのがおすすめです。
LINEMOが対応している機種は何?
LINEMOでは、公式サイトから動作確認を行っている携帯端末を確認することができます。人気のiPhone12、iPhoneSEあどのiPhoneシリーズや、ソフトバンクからも発売されているGoogle Pixel 5などは利用可能です。
注意点としては、ドコモやauで発売されていたスマホ端末の場合、SIMロック解除が必要な場合があるので要注意です。気になる場合はSIMフリー版のスマホかソフトバンク、ワイモバイルで発売しているスマホ端末を選ぶようにしましょう。
LINEMOの契約で申し込む際に気をつけたい3つのポイントを解説!
ここまでLINEMOについて解説してきましたが、月額料金などのサービス内容に魅力を感じて新規契約・乗り換えを行いたいと考えている方もいるかもしれません。しかし、LINEMOの契約の際に気をつけたいポイントもいくつかあるので、それぞれ紹介していきますね。
プラン変更ではなく乗り換えで申し込む形になる
LINEMOはソフトバンクとLINEが共同で立ち上げたサービスとなるため、これまでソフトバンクを利用してきた方は、プラン変更という形ではなく、乗り換えで申し込む形になるので注意が必要です。
ただし、ブランド間での乗り換えになるため、MNP予約番号を取得する必要はないので、簡単に手続きを行なうことができますよ。
サポート・契約は店舗ではなくオンラインの申し込みになる
これまでソフトバンクを利用してきた方が、LINEMOに乗り換える際に注意したいポイントの1つが、サポート・契約は店舗ではなくオンラインのみになることです。
そのため契約を申し込む際はLINEMOの公式サイトから、お問い合わせや質問をしたい場合は、LINEMO公式サイトまたはLINEMO公式LINEアカウントからチャットで行う形になるので確認しておきましょう。
スマホ端末と一緒に契約することは現状では不可能
ソフトバンクではスマホ端末とプランを同時に契約することができますが、2021年3月時点では、LINEMOではスマホ端末と同時に契約することはできないと発表しているので、これまで利用してきたスマホ端末を引き続き利用するか、新しくスマホ端末を準備する必要がありますよ。
ただし、サービスを開始してから端末を契約できる可能性もあるので、公式サイトなどの情報を常に確認しておくと良いかもしれませんね。
LINEMOでよくある質問をまとめました
ここまでLINEMOについて解説してきましたが、実際に契約するにあたって不安に感じることがある方も多いかもしれませんね。そこで、LINEMOを契約する際によくある質問をまとめましたので、契約を申し込む前によく確認してみてくださいね。
テザリングは無料で利用できる?
スマホ端末以外で通信を行う際に役立つのがテザリングですね。通信サービスの中には、テザリングを行なう際に手数料が必要な場合がありますが、LINEMOでは無料でテザリングを行なうことができるので、テザリング機能をよく使う方も安心してくださいね。
またソフトバンクの既存プランでは、テザリングができる容量などが決まっているプランもありましたが、LINEMOではテザリングできる容量などは決まっていないので、テザリング機能をよく使う方は嬉しいポイントではないでしょうか。
5G通信には対応する?
次世代の通信方法である5G通信が、LINEMOで利用できるかについても契約する際によくある質問の1つです。結論から言うと、LINEMOではサービス開始直後から5G通信を利用することができますよ。
ただし、5G通信が可能なエリアであること、5G通信ができる端末が必要なことが使うための条件なので、5G通信を利用したい方は気をつけて下さいね。
20GB超過後のデータ通信速度はどうなる?
LINEMOでは、20GBが月に使用できるデータ容量として定められていますが、データ容量を使い切った後は、通信速度に変化があるのかということも気になる方が多いのではないのでしょうか。
LINEMOで、20GBのデータ容量を使い切った後は最大1Mbpsの速度で通信を行なうことができますよ。また、1GBあたり500円のデータ追加を行なうことで速度の制限なく通信を行なうことができるので、覚えておくと約に立つかもしれませんね。
まとめ
ソフトバンクが2021年3月17日から始める新プランLINEMOは、月額料金も安く使いやすいプランとなっているのが特徴です。実際に、これまで大手キャリアを使ってきた方は料金面に不満を感じてきた方も多いと思うので、この記事を参考にして低価格で充実したサービスとなっているLINEMOの契約を検討してみてくださいね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません