再転用も開始!光コラボのメリットとデメリット
光コラボというインターネットサービスをご存知でしょうか。
一時期、毎月の料金を節約できるインターネットサービスとして注目され、様々な会社が参入したことにより、どの会社がお得なのか注目されていました。
ただ、2018年以降あたりから徐々に変更した方が多くなったことで、少しづつ注目度は下がってきていたのですが、2019年7月より光コラボの再転用が開始されたことで、再び盛り上がりを見せています。
そこで今回は再転用の詳細と、そもそも光コラボとは、そしてメリットやデメリットといった事も合わせてご紹介いたします。
そもそも光コラボとは?
2015年2月より開始されたサービスで、インターネット回線とプロバイダをまとめて利用できるサービスの事です。
それ以前ではNTT東日本/西日本が 取り扱っていたフレッツ光などのインターネットの回線と、ネットを利用するために必要なプロバイダーを分けて、別々に契約しなくてはならなかった部分を、まとめて一つのサービスとして利用することが出来るようになりました。
会社をNTTから変更すると、大丈夫かな、と思われがちですが、実はインターネットの回線は今まで通りNTTのままで、運用やサポートはプロバイダーが行うといった仕組みで運用されますので、品質やインターネット速度といった面はほとんど変わりません。
新規契約の他に、すでにフレッツ光をご利用の方も、変更できる仕組みで、その場合は基本的に契約会社だけ変更するといった形で工事も発生せず、転用と呼ばれています。
光コラボのメリットは?
一番にして最大のメリットとしては、サービスを一元化する事で利用料金を安くできることです。
プランなどによっても異なりますが、通常のフレッツ光より、500〜1,000円くらいは利用料金を抑えることが可能で、携帯電話や家族割りなども含めると5,000円ほど安くなる場合もあります。
これが毎月ということだと、かなりお得で、更に請求書などをひとつにまとめる事も地味ながら便利なメリットでした。
先述した通り、イメージとしては実際にご自宅まで来ている光回線や設備は今までで、運営やサポートだけ別会社に変更するといった形なので、基本的に工事も発生せず、光回線の速度も変わりません。( 実際はネット速度は光回線の速度とは別にプロバイダーの利用混雑具合に依る部分もあるので、速くも遅くもなり得ます)
サービスの品質が基本的には変わらず、毎月の利用料金が抑えられるなら、こんなに良い話はないですよね。
光コラボのデメリットは?
ここまで話すと良いことばかりな光コラボですが、私が実際に接客した際にも、転用されない方もいらっしゃいました。
それぞれの理由があるのですが、中でも多かったのが、一度会社を何かしらのコラボ光運営会社に変更してしまうと、フレッツ光に戻すことはできず(解約して新規で申し込むしかない)、他の会社の光コラボにまた転用するといった事もできないという点です。
安くなるのだから、別に今後変更する必要性はないのでは?という話にもなりそうですが、プランによってはそうとはいかない事もあります。
例えば、光コラボの回線はドコモ光やソフトバンク光など、スマホとインターネット回線合わせることによって更にお安くなるといったキャンペーンもあったのですが、お得な反面、光コラボの回線を変更することができないので、仮に携帯電話の会社を変更しようと思っても、割引が無くなってしまい、結果携帯電話の会社も変更しづらいといった事もあり得ました。
確かに安くなるといっても、今後変更できないといったことであれば不安になりますよね。
しかしそれも今年進展がありました。
2019年7月光コラボの“再転用”が開始
光コラボはメリットとして、サービスの品質は変わらず利用料金は安くなるが、一度光コラボにしてしまうと変更することができなくなってしまうデメリットもありました。
しかし2019年7月に再転用することがついに出来るようになりました。
つまりデメリットとしてあげた、光コラボ間の変更が可能になったことで、上記の問題はなくなり、更にユーザーにとって有益なサービスに変わったと言えると思います。
再転用には各社再び力を入れてきており、特典なども用意されている会社もあるので、今度詳しく比較したいと思います。
まとめ
インターネットの料金は最近は特にスマートフォンと連携をしており、別々として捉えるのではなく合わせて検討していただくと、よりお得なプランが見つけやすくなります。
単にコラボ光といっても各会社ごとに様々なプランが用意されており、選ぶのが難しくなっていますので、また別記事にて比較していきます。
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