【2020年版】三大キャリア「au」「ドコモ」「ソフトバンク」の料金を比較!お得なのはどこ?」
格安SIMの料金の安さによってユーザーが流出しつつあるキャリアスマホですが、それでもキャリアにしかない価値や安心感など、ユーザーにとっても有益なメリットを提供していることには変わりありません。
「スマホは絶対キャリア!」という人もいるでしょうし、三大キャリアの中でも料金やサービスはそれぞれ異なります。
今回は2019年12月最新版の三大キャリア「ドコモ」「au」「ソフトバンク」の料金を比較していきます。どのキャリアが最もお得なのか明らかにしていきましょう。
キャリアで一番料金がお得なのはどこ?
三大キャリアの中で最もお得なのはどれかというのを判断するためには、シンプルに料金プランだけを比較するだけではなく、それらに付随するサービスやキャンペーンも検討しなければなりません。
今回の記事では三大キャリアの料金プランや利用データ通信量当たりの月額料金を比較しながら、現在実施中のキャンペーンも含めて比較していきます。
最新版!三大キャリアの料金プランを比較!
では、最初に三大キャリアで現在公開されている料金プランを一覧で確認していきましょう。
2019年は各社料金プランを刷新した年でもありました。
新しい料金プランによってどのような変化があったのか詳しくみていきましょう。
ドコモ
ドコモは2019年6月1日から新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」の2つを導入しました。
大容量プランの「ギガホ」に対して、データ通信量に応じて月額料金が変化する「ギガライト」の2つを軸に据え、より明快な料金プランとして刷新しました。
そんなドコモの現在の料金プラン一覧は下記の通りです。
料金プラン | データ容量 | 月額料金 |
ギガホ | 30GB | 6,980円(最大6ヶ月間5,980円) |
ギガライト-ステップ1- | ~1GB | 2,980円 |
ギガライト-ステップ2- | ~3GB | 3,980円 |
ギガライト-ステップ3- | ~5GB | 4,980円 |
ギガライト-ステップ4- | ~7GB | 5,980円 |
最も安いプランはデータ通信量1GB2,980円の「ギガライト-ステップ1-」です。また、「ギガホ」に新規加入すると最大6ヶ月間月額料金が1,000円割引となるサービスが実施されています。
au
auも2019年10月1日から新料金プランを発表しました。
これは10月1日から施行された改正電気通信事業法に基づいた刷新で料金自体に変化はないのですが、契約解除料が9,500円から1,000円に引き下げられるなど、改正法に適合した形となりました。
そんなauの現在の料金プラン一覧は下記の通りです。
料金プラン | データ容量 | 月額料金 |
auデータMAXプラン Netflixパック | 無制限 | 7,880円円(6ヶ月6,880円 |
auデータMAAXプランPro | 無制限 | 8,980円(6ヶ月7,980円) |
auフラットプラン25 Netflixパック | 25GB | 7,150円(6ヶ月6,150円) |
auフラットプラン20N | 20GB | 6,000円(6ヶ月5,000円) |
auフラットプラン7プラスN | 7GB | 5,480円 |
新auピタットプランN① | 〜1GB | 2,980円 |
新auピタットプランN② | 1~4GB | 4,480円 |
新auピタットプランN③ | 4~7GB | 5,980円 |
ドコモと同じく最も安いプランはデータ通信量1GB:2,980円の「新auピタットプランN」となっています。
その他にも大容量プランに加えて、Netflixがセットになっているプランも用意されています。
ソフトバンク
ソフトバンクは2019年9月13日より既存の料金プランの内容を変えました。
こちらに関しても料金は据え置きで、契約解除料や2年縛りの廃止が盛り込まれています。
そんなソフトバンクの現在の料金プラン一覧は下記の通りです。
料金プラン | データ容量 | 月額料金 |
ウルトラギガモンスター | 50GB | 7,480円(12ヶ月6,480円) |
ミニモンスター① | ~1GB | 3,980円(12ヶ月2,980円) |
ミニモンスター② | 1~2GB | 5,980円(12ヶ月4,980円) |
ミニモンスター③ | 2~5GB | 7,480円(12ヶ月6,480円) |
ミニモンスター④ | 5~50GB | 8,480円(12ヶ月7,480円) |
スマホデビュープラン | 1GB | 1,980円(12ヶ月980円) |
ソフトバンクはデータ通信量1GBから50GBまでに対応した料金プランを用意しています。
また、どのプランに加入しても12ヶ月月額料金が1,000円割引となる「1年おトク割」が用意されています。
データ容量当たりの料金が安いのはどこ?
料金プランを一覧で並べるだけではどこがお得なのか判断するのはややこしいかもしれません。どこがお得かを調べるためには、利用するデータ通信量に応じて月額料金が安いキャリアを明らかにする必要があります。
ここでは「1GB」「3GB」「5GB」「10GB」「20GB以上」の5つに分けて、それぞれの料金プランから「1GB当たりの料金」を算出していきます。
利用するデータ通信量ごとにお得なキャリアがどこになるのか把握してみてください。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
1GB | 2,980円/GB | 2,980円/GB | 3,980円/GB(12ヶ月2,980円/GB) |
3GB | 1,326円/GB | 1,493円/GB | 2,493円/GB(12ヶ月2,160円/GB) |
5GB | 996円/GB | 1,096円/GB | 1,496円/GB(1,296円/GB) |
10GB | 698円/GB(6ヶ月598円) | 600円/GB(6ヶ月500円/GB) | 848円/GB(12ヶ月748円/GB) |
20GB以上 | 349円/GB(6ヶ月299円) | 300円/GB(6ヶ月350円/GB) | 374円/GB(12ヶ月324円/GB) |
一覧で見るとかなりわかりやすく比較が可能になります。
1GBしか使わない最安プランに関してはau、ドコモの月額料金が同じですが、ソフトバンクに関しては割高になっています。
3GB〜5GBぐらいまでの間ではドコモが最もお得になっており、10GB以上の大容量プランではauに分があります。
このように利用するデータ通信量に応じてお得になるキャリアが異なってきます。
自分がスマホでどれぐらいのデータ通信を行うかを把握しておけば、お得なキャリアがどこになるのかが把握できます。
最新のiPhoneが安く買えるのはどこ?
スマホの月額料金は基本料金に加えて、端末代が加わります。通常、端末は分割払いで支払いを行うため、毎月の支払い分が基本料金と合算されて請求されます。
最近では、36回払いや48回払いなど長期的な分割払いが設定できる上に、一定回数の支払いを行った上で機種変更を行うと残りの支払い分がチャラにできるといったサービスも目立ちます。
ただ、実質的なリース契約みたいなものなので、めちゃくちゃお得というわけではありません。
それはさておき端末価格もスマホ代を決める重要な要素でもあります。
ここでは最新のiPhoneをキャリアで購入するといくらになるのか比較していきます。
以下の表に各キャリアの「iPhone11」「iPhone11 Pro」「iPhone11 Pro MAX」の端末価格を紹介します。
キャリア | iPhone11 64/128/256GB | iPhone11 Pro 64/256/512GB | iPhone11 Pro Max 64/256/512GB |
ドコモ | 87,120円/95,040円/106,920円 | 126,720円/142,560円/166,320円 | 138,600円/158,400円/182,160円 |
au | 90,720円/96,480円/109,440円 | 127,440円/144,720円/170,640円 | 140,400円/159,120円/185,040円 |
ソフトバンク | 89,280円/95,040円/108,000円 | 127,200円/145,920円/172,320円 | 142,560円/161,760円/187,680円 |
Apple公式 | 82,280円/87,780円/99,880円 | 117,480円/135,080円/159,280円 | 131,780円/149,380円/173,580円 |
やはりSIMフリー版のiPhoneを公式サイトから購入するのが最も安くなってしまうのですが、三大キャリアの中で言えば「ドコモ」が最も安く購入できます。
ただ、auもソフトバンクも「48回払い」に対応しているのに対して、ドコモは「36回払い」までが限度になっています。そのため総支払額は安くなるのですが、1ヶ月当たりの負担額はどうしても上がってしまいます。
現在実施中のキャンペーンも要チェック
ここまで三大キャリアの料金プランを詳しく比較していきましたが、キャンペーンや割引情報も同時に抑えておく必要があります。
これはユーザーの特性によって適用されるかどうかがわからないので、単純な比較では盛り込むことができません。
条件によっては月額料金をより安くすることもできますし、自分に合うキャリアを見つけるという意味でも実施中のキャンペーンや割引サービスはチェックしておきましょう。
ドコモ
ドコモで現在実施されている主なキャンペーンや割引サービスは以下の4点です。
みんなドコモ割
いわゆる「家族割」で家族内でドコモを利用している人数に応じて各回線の月額料金が最大1,000円割引となります。
割引額は2回線で月500円、3回線以上で月1,000円の割引です。
dカードゴールドで支払うと10%還元
クレジットカードの「dカードゴールド」を使ってドコモのスマホ料金を支払うと1,000円につき100ポイントが還元されます。
毎月10%ものdポイントが貯まるので、dカードゴールドを持っている人はドコモを選ぶのがおすすめです。
ドコモ光セット割
ドコモのケータイ回線に加えて、ドコモ光セットで加入しているとスマホ料金が月最大1,000円割引となります。
「ギガライト:ステップ1(~1GB)」以外の料金プランが対象で月500円または月1,000円の割引が適用されます。
端末購入割引
新規契約やMNPによる乗り換えを検討している人に注目のキャンペーンです。
新規契約もしくはMNPによるドコモへの乗り換えをした人向けに、対象機種の購入代金が10,000円から20,000円割引となります。
対象機種には最新モデルからiPhoneまで数多くラインナップされています。
au
auで現在実施されている主なキャンペーンや割引サービスは以下の3点です。
家族割プラス
auの対象プランに加入している家族の人数に応じて割引が適用されます。
同居家族2回線の場合、500円割引、「auデータMAXプラン Netflixパック」なら1,000円割引となります。
同居家族3回線以上なら1,000円の割引となります。
auスマートバリュー
auのスマホで指定プランに加入した上で、対象の固定通信サービスにセットで加入するとスマホ料金が最大1,000円割引となります。
割引は「新auピタットプランN:1GB」以外のプランに適用されます。セット加入の対象サービスにはauひかりをはじめ、So-net光、ビッグローブ光、@nifty光、コミュファ光など幅広いサービスが含まれています。
ドコモの「ドコモ光セット割」の対象範囲を広くしたバージョンといえるでしょう。
スマホ応援割プラス
新規加入、機種変更の際に対象プランに加入することで月額料金が6ヶ月間1,000円割引となります。
対象のプランは「auデータMAXプランPro」「auデータMAXプラン Netflixパック」「auフラットプラン25 Netflixパック」「auフラットプラン20」の4つです。
ソフトバンク
ソフトバンクでで現在実施されている主なキャンペーンや割引サービスは以下の 点です。
みんな家族割+
「ウルトラギガモンスター+」に加入することで、同一の家族内での回線数に応じた割引が適用されます。割引額は2回線で月500円、3回線で月1,500円、4回線以上で月2,000円です。
1年おトク割
「ウルトラギガモンスター+」「ミニモンスター」への新規加入、機種変更によって1年間月額料金が1,000円割引となります。
おうち割光セット
ソフトバンクスマホとソフトバンク光にセット加入しているとスマホ料金が毎月1,000円割引となります。
PayPayユーザーにおすすめ
これはキャンペーンとは関係ありませんが、スマホ決済サービスの「PayPay」をよく利用する人であればソフトバンクがおすすめです。
PayPay内で実施されるキャンペーンでは、ソフトバンクユーザーにより多くの還元を行う傾向があります。
PayPayを使っている人は三大キャリアの中でソフトバンクを選択するといいでしょう。
三大キャリアの料金比較まとめ
ドコモ、au、ソフトバンクの三大キャリアの料金を比較していきました。
キャリアからスマホを選ぶ際には、「利用するデータ通信量の把握」して「通信量当たりの料金」を比較していきましょう。
その上で、キャンペーンや割引サービスなどに適合するかどうかを調べていくと一番お得なキャリアを見つけることができます。
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