【2025年】AndroidのSIMフリースマホおすすめ12選!価格別にランキング
格安SIM(MVNO)を契約して毎月の料金を抑えたり、複数回線を契約したりするときに使われるのがSIMフリースマホです。SIMフリースマホはAndroidスマホとiPhoneの2種類ありますが、さまざまなメーカーが取り扱っているAndroidスマホのほうがラインナップが充実しています。
しかし、Androidスマホは選択肢が多すぎるため、どの機種を選んだらいいのかなかなか決められない方は少なくありません。
そこで今回は、AndroidのSIMフリースマホのおすすめ機種を価格帯別に紹介します。SIMフリースマホを選ぶときに注目したいポイントなども解説するので、スマホにあまり詳しくない方は参考にしてみてください。
SIMフリースマホとは何か
SIMフリースマホとは、「SIMロック」という制限がかかっていない状態のスマホのことです。SIMロックは大手キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)が提供するスマホにかかっている制限で、契約したキャリア以外での契約ができないようになっています。
たとえば、ドコモのスマホはドコモ、ソフトバンクのスマホはソフトバンク、auのスマホはau以外では契約できません。そのため、格安SIM(MVNO)を契約するにはSIMロックがかかっていないSIMフリースマホが必要です。キャリアで契約したスマホを格安SIMで使いたい場合は、キャリア側でSIMロック解除の手続きをしなければいけません。
SIMフリースマホとキャリアスマホの違い
格安SIMを契約できるSIMフリースマホとキャリアスマホを比較したときのメリットとデメリット・注意点を解説します。
SIMフリースマホのメリット
SIMフリースマホや格安SIMのメリットを解説します。
製品ラインナップが豊富
SIMフリースマホは多くのメーカーが取り扱っているため、キャリアスマホよりも選択肢が多いです。2万円前後で買える低価格モデルから、最新ゲームが快適に動作するハイスペックモデルまで幅広くラインナップされているので、自分の目的・用途にあったスマホを探しやすいでしょう。
月額料金が安い
SIMフリースマホは格安SIMを契約できるため、キャリアスマホよりもお得です。キャリアスマホの月額料金は7,000円~8,000円が一般的ですが、格安SIMなら1,000円~3,000円程度で使えるため、毎月のスマホ代を大幅に安くできます。
スマホ代をできるだけ節約したい方は、SIMフリースマホがおすすめです。
2台持ちしやすい
SIMフリースマホは契約できる料金プランの種類が多いので、キャリアスマホよりも2台持ちしやすいのが魅力です。たとえば、片方のスマホは音声通話プラン、もう片方を月額料金の安いデータ通信専用プランにすることで毎月の出費を抑えつつ、2台持ちできるようになります。
また、プライベート用と仕事用のスマホを使い分けたいときや、メインのスマホとサブのスマホに分けたいときに便利です。
海外でも使える
SIMフリースマホは海外のSIMカードも使用可能です。海外に長期滞在するときに、その国で使えるSIMカードに入れ替えれば同じ端末をそのまま使用できます。なお、SIMフリースマホは機種によって受信できる周波数が異なるので、滞在する国の周波数と一致しているかの確認が必要です。
SIMフリースマホのデメリット・注意点
SIMフリースマホで格安SIMを契約するデメリットや注意点を解説します。
キャリアサービスが使えない
キャリアスマホからSIMフリースマホに乗り換えると、ドコモの「@docomo.ne.jp」、ソフトバンクの「@i.softbank.jp」、auの「@ezweb.ne.jp」といったキャリアメールが使えなくなります。そのため、乗り換え後もメール機能を使いたい場合は、「Gmail」や「Yahooメール」などのフリーメールサービスが必要です。
また、キャリア決済のようなキャリア独自の機能も使えなくなるので注意しましょう。
手厚いサポートを受けられない
サポート体制の充実度はキャリアスマホに劣ります。多くの格安SIMには実店舗がないため、契約手続きから購入したSIMフリースマホの初期設定までをすべて自分でしなければいけません。
格安SIMを提供している会社によっては電話やチャットのサポートを実施していますが、スタッフと対面で相談しながら手続きなどを進めたい方はキャリアスマホのほうが安心です。
データ容量無制限のプランがあまりない
キャリアスマホには毎月のデータ容量を気にせず使用できる無制限プランが用意されていますが、SIMフリースマホにはありません。データ容量が決まっているプランがほとんどなので、インターネットの使いすぎには注意が必要です。
なかにはデータ容量無制限のプランを提供している格安SIMもあります。しかし、最大通信速度が遅くなっていたり、「直近3日間で合計〇GBまで」といった速度制限が設けられているプランが大半です。そのため、データ容量を気にせず動画視聴やオンラインゲームなどを楽しみたい方は、キャリアスマホのほうが安心して使用できるでしょう。
通信速度が不安定になりやすい
SIMフリースマホはキャリアスマホよりも通信速度が遅い傾向にあります。その理由は、ドコモ・ソフトバンク・auの通信回線を借用してサービス提供する格安SIMが、回線混雑で通信速度が不安定になりやすいためです。
お昼休みの時間帯や夜間など、アクセスが集中しやすい時間帯に動画視聴やオンラインゲームを快適に楽しみたい方は、安定しない通信速度にストレスを感じる恐れがあるので注意しましょう。
Androidスマホのメリット・デメリット
AndroidスマホとiPhoneを比較したときの、メリットとデメリット・注意点を解説します。
Androidスマホのメリット
Androidスマホを使うメリットを解説します。
安い機種が多い
iPhoneの端末価格は10万円を超える機種が多く、安い機種でも6万円以上かかります。それに対してAndroidスマホは数万円程度で購入できる機種が大半です。安い機種なら2万円前後で購入できるため、端末代を安く済ませたい方はAndroidスマホが向いています。
いろいろな機種を選べる
Androidスマホは多くの国内メーカーや海外メーカーがさまざまな機種を販売しています。カメラ性能に優れた機種やゲームに特化した機種などラインナップが充実しているので、iPhoneよりも自分の目的・用途にあわせて選びやすいです。
カスタマイズ性が高い
Androidスマホは自由度の高いカスタマイズ機能が魅力です。ホーム画面に配置するウィジェットやアプリをカスタマイズすることで、自分好みの画面レイアウトに仕上げられます。ホーム画面の使いやすさや見た目にこだわりたい方はAndroidスマホがおすすめです。
ストレージ容量を増やせる
Androidスマホは外部ストレージに対応している機種が多いです。別売のmicro SDカードを用意しておけば、本体のストレージ容量が足りなくなったときに容量を増やせます。一方、iPhoneは外部ストレージに対応していないため、容量不足になったときにストレージを増やせません。
micro SDカードを使ってストレージ容量を増やしたり、スマホ内のデータを別のデバイスに移動させたい方はAndroidスマホが便利です。
Androidスマホのデメリット・注意点
Androidスマホを使うデメリットと注意しておきたいポイントを解説します。
端末のスペックにバラつきがある
Androidスマホは多くのメーカーが製造・販売しているので、機種によってスペックや操作性にバラつきがあります。同じ価格帯でも使いやす機種と使いにくい機種があるので、価格だけで判断するのは避け、搭載機能やスペックをしっかりと確認したうえで選ぶことが大切です。
OSのサポート期間が短い
AndroidスマホはOSのサポート期間が短いです。最新のバージョンにOSをアップデートすると、新しい機能が使えるようになったり、セキュリティ対策を更新したりすることができます。また、最新のアプリを使用するためにOSのアップデートが必要になることがありますが、サポート期間終了後はアップデートできません。
そのため、OSのサポート期間が終了したら新しい機種に変更が必要です。iPhoneのOSサポート期間は約5年ですが、Androidスマホは2年~3年程度と言われています。1年~2年くらいの短いスパンで機種変更する方は気にする必要はありませんが、同じ端末を長く使いたい方はOSのサポート期間に注意しましょう。
セキュリティ性に不安がある
Apple社が製造しているiPhoneと違い、Androidスマホはさまざまなメーカーが取り扱っていてるため、すべての機種で同じレベルのセキュリティ対策を施すのが難しいです。また、Androidスマホは公式アプリストアの「Google Play」以外からもアプリをインストールできるので、誤って不正なアプリをインストールし、ウイルス感染する恐れがあります。
そのため、Androidスマホを使用する際は、セキュリティソフトを導入が必須といえるでしょう。
Googleアカウントが必須
Androidスマホのアプリのインストールは「Google Play」で行いますが、使用するにはGoogleアカウントを登録しなければいけません。また、「Gmail」や「Googleカレンダー」といったサービスでもGoogleアカウント使用するため、Androidスマホを最大限活かすにはGoogleアカウントが必要です。
Googleアカウントは無料で作成できるので、持っていない方は事前に作成しておきましょう。
AndroidのSIMフリースマホの価格帯
AndroidのSIMフリースマホは、価格帯によって以下の3つに分類されます。
- 4万円以下|エントリースマホ
- 4万円~8万円|ミドルレンジスマホ
- 8万円以上|ハイエンドスマホ
それぞれの価格帯の特徴を解説します。
エントリースマホ
エントリースマホは、端末価格4万円以下のリーズナブルな価格が魅力です。搭載されている機能が少なめでスペックの低い機種が多いですが、価格が安いのでスマホ初心者でも気軽に購入できます。メイン用としてはもちろん、サブ用のスマホを探している方にぴったりです。
最近では、エントリースマホクラスの価格帯でもおサイフケータイなどの便利機能を搭載した機種が増えてきています。
ミドルレンジスマホ
ミドルレンジスマホは、スペックと価格のバランスに優れています。端末価格4万円~8万円が目安で、使いやすい便利な機能が充実してくる価格帯です。動画視聴やSNSのチェック、ネットサーフィンなどの一般的な用途であれば、快適なパフォーマンスが期待できます。
また、ミドルレンジスマホは高性能なカメラを搭載した機種も多いので、スマホカメラで写真や動画を撮影する機会が多い方にもおすすめです。
ハイエンドスマホ
ハイエンドスマホは、端末価格8万円以上が目安です。CPUの性能が高く、大容量のメモリを搭載しているため、高負荷なマルチタスクやクリエイティブな作業に適しています。また、ディスプレイ性能に優れた機種が多いので、最新の3Dゲームを快適にプレイしたいときに重宝するでしょう。
価格よりもスペックや機能を重視したい方におすすめです。
AndroidのSIMフリースマホの選び方
AndroidのSIMフリースマホを選ぶときに注目したいポイントを詳しく解説していきます。
ディスプレイ性能で選ぶ
ディスプレイ性能を左右するポイントは、「画面サイズ」「ディスプレイの種類」「リフレッシュレート」です。それぞれどういった見方をすればいいのか解説していきます。
画面サイズ
画面サイズは自分が重視したいポイントを考えて選ぶことが大切です。
片手での持ちやすさや操作性を重視する方は、4インチ~5インチ台の機種を選びましょう。大きな画面で動画やゲームを楽しみたい方は、画面サイズ6インチ以上の機種がおすすめです。
ディスプレイの種類
ディスプレイは「液晶」と「有機EL」の2種類に分けられます。
液晶ディスプレイは価格が安いため、コスパ重視で選びたい方におすすめです。ただし、ディスプレイに画面を表示するためのバックライトが内蔵されており、端末本体に厚みと重みがあります。
一方の有機ELディスプレイは、色鮮やかで高画質な映像が魅力です。応答速度が液晶ディスプレイよりも速く、スピーディな操作が求められるゲームでも快適に楽しめます。また、バックライトが内蔵されていないため、薄型軽量の機種が多いです。ディスプレイ性能にこだわるなら有機ELディスプレイを搭載した機種をおすすめします。
リフレッシュレート
本格的なスマホゲームをプレイする方は、リフレッシュレートをチェックしましょう。リフレッシュレートが高くなるほど、スピード感のある映像もなめらかに表示できます。
一瞬の操作が勝敗を左右するようなFPSやTPS、アクション系のゲームをプレイする場合は、120Hzや144Hzの高リフレッシュレート対応機種がおすすめです。
ストレージ容量で選ぶ
写真や動画、音楽、アプリなどさまざまなデータを保存するために必要になるのがストレージです。ストレージ容量を気にせずスマホを使いたい方は、128GB以上を目安に選びましょう。動画や音楽をたくさん保存する方や、いろいろなゲームをプレイする方は、ストレージ容量が256GB以上あると安心です。
あとからストレージ容量を拡張したり、スマホに保存しているデータをほかのデバイスにコピーしたい場合は、micro SDカードの外部ストレージに対応した機種を選びましょう。
バッテリー容量で選ぶ
外出先でのバッテリー切れが心配な方は、バッテリー容量が大きい機種を選ぶようにしましょう。バッテリー容量は「mAh」という単位で表示され、数字が大きいほど容量が大きくなります。丸一日外出先でスマホを使う場合は、4,000mAh以上を目安に選ぶのがおすすめです。
また、急速充電機能に対応している機種であれば、バッテリーが切れてもコーヒーショップなどに立ち寄ってサッと充電を済ませることができます。
処理性能で選ぶ
SIMフリースマホの処理性能をチェックするときは、「CPU」と「メモリ容量」に注目してみましょう。
CPU
CPUはコンピューターの「頭脳」と言われているパーツで、処理性能に大きく影響します。高性能なCPUを搭載している機種ほど処理性能が高いと思っておけば間違いないでしょう。
AndroidスマホではQualcomm社(クアルコム社)の「Snapdragon」シリーズを搭載した機種が多いです。SnapdragonのCPUは、シリーズ名の後ろにある数字が大きい機種ほど性能が高くなります。
価格重視で選びたい方は「Snapdragon 600番台」、いろいろなアプリや軽めのゲームを楽しみたい方は「Snapdragon 700番台」を目安に選びましょう。動画編集をしたり最新の3Dゲームを快適にプレイしたい方は「Snapdragon 800番台」がおすすめです。
メモリ容量
メモリは容量が大きくなるほど作業スペースが広くなり、複数のアプリを同時に動かしても処理スピードが落ちにくくなります。
SNSのチェックや動画視聴などの基本的な用途であれば、4GBのメモリでも十分です。価格と性能のバランスを重視したい方は、メモリ容量6GBの機種を選びましょう。動画編集や最新の3Dゲームを快適に楽しみたい場合は、メモリ容量8GB以上の機種がおすすめです。
カメラ性能で選ぶ
カメラ性能で重要なポイントは「画素数」と「カメラレンズの種類」です。画素数は写真の画質に大きく影響してきます。高画質の写真を撮影したい方は、画素数の多い機種を選ぶようにしましょう。
カメラレンズには、遠くにある被写体の撮影で活躍する「望遠レンズ」や、風景写真のような広い画角での撮影に適した「広角レンズ」などがあります。種類が多くなるほど、撮影できるシチュエーションが増えて便利です。最近では3眼カメラや4眼カメラを搭載した機種が増えてきているので、スマホのカメラをよく使う方はチェックしてみてください。
搭載機能で選ぶ
SIMフリースマホに搭載されている機能は機種によってさまざまです。ここでは、あると便利な代表的な機能をいくつか紹介します。
生体認証
生体認証機能には「指紋認証」と「顔認証」があり、ロック解除やパスワード入力をするときに便利です。
指紋認証はセンサーをタッチするだけで認証できるため、マスクを着用しているときでも気軽に使用できます。一方、顔認証はマスク着用時に使いにくいですが、スマホに顔を向けるだけなので指紋認証のようなタッチ操作が発生しません。
それぞれメリット・デメリットがありますが、シチュエーションに応じて使い分けたい方向けに、指紋認証と顔認証の両方に対応した機種も販売されています。
おサイフケータイ
駅の改札やお店での買い物などでスムーズに支払いを済ませるときに便利な機能がおサイフケータイです。「モバイルSuica」「QUICPay」といった交通系ICカードや電子マネーを事前に登録しておけば、端末をかざすだけで支払いできます。
QRコード型キャッシュレス決済の「PayPay」「LINE Pay」などは、専用アプリを通して支払いを行うので、おサイフケータイ機能がなくても使用可能です。
防塵・防水性能
水回りやアウトドアシーンなどでスマホを使用することが多い方は、防塵・防水性能を搭載している機種を選びましょう。防塵性能のレベルは0~6、防水性能のレベルは0~8あり、スペック表などには「IP68」といった形式で表示されます。どちらか片方のみに対応している場合は、「IP6X」や「IPX8」のように表示されるのが一般的です。
耐久性を重視して選びたい方は、最高レベルの防塵・防水性能IP68対応の機種を選んでおけば間違いないでしょう。
5G
高速な通信速度でインターネットを楽しみたい方は、「5G」に対応した機種を選びましょう。5Gは「高速・大容量」「多数端末接続」「低遅延」が魅力の次世代通信方式で、従来の4G-LTE通信よりも快適なインターネット通信が期待できます。高画質の動画を視聴したり、オンラインゲームをプレイする方はぜひチェックしておきたい機能です。
ただし、5Gの高速通信を使用するためには、5G対応エリアでなければいけません。5Gが使えるエリアはキャリアごとに違うので、以下のサービスエリアマップから事前に確認しておきましょう。
なお、格安SIMには5Gに対応していない料金プランがあります。契約予定または契約中の格安SIMが5G対応プランを提供しているかどうかも、あわせて確認しておくと安心です。
デュアルSIMで選ぶ
デュアルSIMは、2枚のSIMカードを1台で使い分けられる機能です。通常、1台の端末に対してSIMカードは1枚ですが、デュアルSIM対応機種ならSIMカードを2枚使用できます。たとえば、端末1台で音声通話プランとデータ通信専用プランを使い分けたり、プライベート用と仕事用で電話番号を分けたりするときに便利です。
また、海外に行く機会が多い方は片方を国内用のSIMカードにして、もう片方を海外用のSIMカードにすることで、スマホの使用場所に応じてすぐに切り替えられるようにする使い方もできます。
デュアルSIMの種類
デュアルSIMは対応している機能によって以下の4種類に分けられます。
- DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)
- DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)
- DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)
- DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)
それぞれのできること・できないことをまとめた表は以下の通りです。
種類 | SIMの切り替え | 2回線の 同時データ通信 | 2回線の 同時通話 | 通話中の 2回線目のデータ通信 |
---|---|---|---|---|
DSSS | 手動 | 不可 | 不可 | 不可 |
DSDS | 自動 | 4Gと3Gで同時にデータ通信可能 | 不可 | 不可 |
DSDV | 自動 | 4Gの同時にデータ通信可能 | 不可 | 不可 |
DSDA | 自動 | 4Gの同時にデータ通信可能 | 不可 | 可能 |
最も機能が優れているのは、片方のSIMで通話しているときにもう片方のSIMでデータ通信できる「DSDA」です。しかし、DSDAに対応している機種は限られているため、選択肢にほとんど入ってきません。
そのため、現時点でデュアルSIM対応機種を選ぶなら、両方のSIMで同時に4Gのデータ通信が行える「DSDV」がおすすめです。
対応バンドで選ぶ
スマホが受信している電波の種類は、バンド(周波数帯)によって異なります。キャリア回線ごとに使用しているバンドが違うので、契約先のバンドに対応しているかどうかを事前に確認しておくことが大切です。
各キャリア回線と主なバンドをまとめた表がこちら。
キャリア回線 | バンド |
---|---|
ドコモ | B1、B3、B19 |
ソフトバンク | B1、B8 |
au | B1、B18/26 |
楽天モバイル | B3、B18 |
表に記載している各キャリア回線のバンドは、すべてではありません。
購入したSIMフリースマホが契約先のバンドに対応していないと電波が受信できず、インターネットが使えない恐れがあるので注意しましょう。
なお、キャリア回線が使用しているバンドすべてに対応していなくても、スマホが使える場合もあります。ただ、上記表のバンドは必須といわれているので、最低でも表に記載されているバンドに対応した機種を選ぶようにしましょう。
Androidスマホのおすすめメーカー・ブランド
メーカー・ブランドによって、スマホの特徴は異なります。ここでは、AndroidのSIMフリースマホを展開するおすすめのメーカー・ブランドを紹介するので、参考にしてみてください。
SONY(XPERIA)
SONYは、「Xperia」シリーズのスマホが人気の国内メーカーです。
他社のスマホと違い、映画とほぼ同じ画面比率21:9のワイドなディスプレイを採用しています。さらに映像を引き立てる高性能なオーディオ技術も充実しているので、高画質な映像と高音質を楽しみたい方にぴったりです。
Xperiaシリーズには、同社が展開する家庭用ゲーム機「PlayStation」との連携機能も搭載されています。連携機能のひとつであるリモートプレイ機能を使えば、スマホでPlayStation 4やPlayStation 5のゲームをプレイできます。
OPPO
OPPOは、安くて高品質なスマホを展開している中国のメーカーです。
価格を抑えた「A」シリーズや、使いやすさにこだわった「Reno」シリーズ、ハイスペックな「Find X」シリーズなどラインナップが充実しているので、自分好みのスマホを探しやすいでしょう。
カメラには、AIによるポートレートモードやビューティモードといった人をキレイに撮影する機能が多いため、よく人を撮影する方におすすめです。
Google(Google Pixel)
Googleは、「Google Pixel」シリーズのスマホを展開するメーカーです。
CPUには自社独自の「Google Tensor」を搭載し、音声認識機能とセキュリティ機能のパフォーマンスを向上させています。 また、カメラ性能の高さに優れているので、ハイクオリティな写真を誰でも簡単に撮影できるのが魅力です。
Google Pixel 6以降の機種には「消しゴムマジック」というカメラ機能が搭載されており、撮影した写真から不要な部分を消すことができます。
SHARP(AQUOS)
SHARPは、「AQUOS」シリーズのスマホで知られる国内メーカーです。
独自に開発した「IGZOディスプレイ」は省エネ性に優れており、無駄な電力消費を抑えて長時間のバッテリー駆動を可能にしています。
また、耐久性が高く、ほとんどの機種が防塵・防水機能に対応しています。物理的な衝撃や水没などで故障するのが心配な方でも、長く使えるでしょう。
Xiaomi
Xiaomiは、圧倒的なコスパで高い人気を誇っている中国のメーカーです。
同等スペックの他社のスマホと比べて安価で提供されているため、スマホを安く手に入れたい方に向いています。最近では安い機種だけでなく、ハイスペックな機種も増えてきており、多くのユーザーに支持されています。
1億画素を超えるプロレベルのカメラを搭載している機種もあるので、スマホカメラで高画質な写真を撮りたい方にもおすすめです。
ASUS
ASUSは、リーズナブルな価格でハイスペックなスマホを販売する台湾のメーカーです。
一般ユーザー向けに展開されている「Zenfone」シリーズは5インチ台のディスプレイを採用し、片手持ちでの操作性と持ち運びやすさに優れています。
また、ゲーミング用の「ROG Phone」シリーズのスマホは性能が高く、冷却システムがしっかりしているので、最新のゲームでもストレスなくプレイできるでしょう。
【2023年】AndroidのSIMフリースマホのおすすめ機種ランキング11選
SIMフリーAndroidスマホのおすすめ機種を以下3つの価格帯に分けて紹介します。
- 4万円以下|価格が安いコスパ最強のエントリースマホ
- 4万円~8万円|長く使える機種が多いミドルレンジスマホ
- 8万円以上|高性能なハイエンドスマホ
4万円以下|価格が安いコスパ最強のエントリースマホ
価格が4万円以下の安い機種のおすすめランキングを紹介します。
1位:OPPO Reno5 A シルバーブラック
最大6,400万画素の4眼カメラを搭載
標準カメラに加え、超広角カメラ・モノクロカメラ・マクロカメラの4つを搭載したSIMフリースマホです。あらゆるシチュエーションで超高解像度の写真に仕上がります。動画撮影には、独自のアルゴリズムを活かした手振れ補正機能を搭載しており、動きのある被写体でも手振れのない動画を撮影可能です。
CPUにはSnapdragon 765G、メモリには6GBを搭載しています。低価格ながらミドルレンジクラスの性能を誇っているため、処理速度が速く、ストレスフリーな動作が期待できるでしょう。
また、OPPOが開発しているOS「ColorOS 11」を搭載。独自のジェスチャー機能やホーム画面のカスタマイズができます。
- スマホのカメラをよく使う人
- 価格が安く、処理性能が高いスマホを探している人
画面サイズ | 6.5インチ |
---|---|
ディスプレイの種類 | 液晶 |
リフレッシュレート | 90Hz (一部のアプリは60Hz) |
ストレージ容量 | 128GB |
micro SD | 最大1TB |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
CPU | Snapdragon 765G |
メモリ容量 | 6GB |
メインカメラ | 超広角:800万画素 標準:6,400万画素 モノクロ:200万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | 〇 |
防塵・防水性能 | IP68 |
5G通信 | 〇 |
デュアルSIM | DSDV:nanoSIM×2 |
対応バンド | ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線/楽天モバイル回線 |
本体サイズ | 74.6×162.0×8.2mm |
重さ | 182g |
2位:Xiaomi Redmi Note 11 Pro グラファイトグレー
高リフレッシュレート対応の有機ELディスプレイ
120Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイが魅力のSIMフリースマホです。通常のディスプレイよりもリフレッシュレートが高いので、あらゆるアプリでなめらかな映像を表示します。
1億800万画素のプログレードカメラは風景から微細なディテールまで美しい写真を撮影。5,000 mAhバッテリーは長時間の使用に対応し、67Wのターボチャージャーで急速充電が可能。Snapdragon 695 5Gプロセッサー搭載で高速な5G体験が楽しめ、NFC Felicaおサイフケータイも搭載。Redmi Note 11 Proはパワフルで多彩な機能が揃った一台です。
- スクロール操作やスマホゲームをなめらかな映像で楽しみたい人
- ブルーライトによる目の疲れが気になる人
画面サイズ | 6.67インチ |
---|---|
ディスプレイの種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 120Hz |
ストレージ容量 | 128GB |
micro SD | 最大1024GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
CPU | Snapdragon 695 |
メモリ容量 | 6GB |
メインカメラ | 超広角:800万画素 広角:1億800万画素 マクロ:200万画素 深度:200万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | 〇 |
防塵・防水性能 | – |
5G通信 | 〇 |
デュアルSIM | 〇 |
対応バンド | ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線/楽天モバイル回線 |
本体サイズ | 76.1×164.19×8.12mm |
重さ | 202g |
3位:SHARP AQUOS sense6 ブラック
3年後でも衰えない長寿命バッテリー
SHARP独自の技術「アイドリングストップ」と省エネ性に優れた「IGZOディスプレイ」を搭載したSIMフリースマホです。2つの技術と4,570mAhの大容量バッテリーにより、外出先でも安心なバッテリー持ちを実現しています。また、バッテリーの劣化が少ないので、3年後でもバッテリー容量90%以上をキープします。
IGZOディスプレイは最大10億色の表現が可能です。最大輝度やコントラスト比も高いため、あらゆる映像コンテンツを高画質で楽しめるでしょう。
また、見た目にこだわったスタイリッシュデザインを採用。使いやすさを追求した、厚さ7.9mm・重さ156gの薄型軽量ボディになっています。
- バッテリー持ちが気になる人
- 高画質な映像で動画視聴を楽しみたい人
画面サイズ | 6.1インチ |
---|---|
ディスプレイの種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 60Hz |
ストレージ容量 | 64GB |
micro SD | 最大1TB |
バッテリー容量 | 4,570mAh |
CPU | Snapdragon 690 5G |
メモリ容量 | 4GB |
メインカメラ | 標準:4,800万画素 広角:800万画素 望遠:800万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | 〇 |
防塵・防水性能 | IP68 |
5G通信 | 〇 |
デュアルSIM | DSDV:nanoSIM+eSIM |
対応バンド | ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線/楽天モバイル回線 |
本体サイズ | 70×152×7.9mm |
重さ | 156g |
4位:motorola g64 5G スペースブラック PB2G0000JP
大容量メモリで安定した処理速度を実現
低価格帯でありながら、8GBのメモリを搭載したSIMフリースマホです。メモリ容量が大きいので、高負荷なアプリやマルチタスクでも快適な動作が期待できます。
ディスプレイは、120Hzの高リフレッシュレートに対応。なめらかな画面表示でアプリの操作やゲームプレイが可能です。
スピーカーには、立体音響システムの「Dolby Atmos」を搭載。さらに、迫力のある低音を実現する大型ステレオスピーカーを採用しており、動画や音楽を臨場感のあるサウンドを楽しめるでしょう。
- 安定した処理速度を求めている人
- 高音質で動画や音楽を楽しみたい人
画面サイズ | 6.5インチ |
---|---|
ディスプレイの種類 | 液晶 |
リフレッシュレート | 120Hz |
ストレージ容量 | 128GB |
micro SD | 最大1TB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
CPU | MediaTek Dimensity 7025 |
メモリ容量 | 8GB |
メインカメラ | メイン:5,000万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | 〇 |
防塵・防水性能 | IP52 |
5G通信 | 〇 |
デュアルSIM | DSDV:nanoSIM+eSIM |
対応バンド | ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線/楽天モバイル回線 |
本体サイズ | 73.82×161.56×7.99mm |
重さ | 177g |
4万円~8万円|長く使える機種が多いミドルレンジスマホ
価格が4万円~8万円のミドルレンジスマホのおすすめランキングを紹介します。
1位:OPPO Reno9 A ムーンホワイト CPH2523
便利機能が充実したコスパ最強モデル
OPPO独自の背面加工「OPPO Glow」と背面ガラスにより、すり傷に強いボディを実現したSIMフリースマホです。厚さ約7.8mmの薄型デザインを採用し、持ち運びやすさと使いやすさに優れています。
メモリにはハイエンドスマホと同等の8GBを搭載しており、複数アプリを同時に使ったマルチタスクでもサクサクと動作するでしょう。また、「システム劣化防止」機能を搭載することで、処理性能を長持ちさせます。36ヶ月使用しても5%以内のシステム劣化に抑えてくれます。
- スマホの見た目にこだわりたい人
- 長持ちするスマホを使いたい人
画面サイズ | 6.4インチ |
---|---|
ディスプレイの種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 90Hz |
ストレージ容量 | 128GB |
micro SD | 最大1TB |
バッテリー容量 | 4,500mAh |
CPU | Snapdragon 695 5G |
メモリ容量 | 8GB |
メインカメラ | 広角:4,800万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | 〇 |
防塵・防水性能 | IP68 |
5G通信 | 〇 |
デュアルSIM | DSDV:nanoSIM+eSIM |
対応バンド | ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線/楽天モバイル回線 |
本体サイズ | 74×160×7.8mm |
重さ | 183g |
2位:motorola edge 40 イクリプスブラック PAY50000JP/A
美しくて使いやすいスタイリッシュデザイン
手にフィットしやすいデザインの薄型SIMフリースマホです。見た目の美しさだけでなく、心地の良い手触りや使いやすさにもこだわっています。
ディスプレイは6.55インチを採用しており、動画やアプリを大画面で楽しめます。さらに、最大144Hzの高リフレッシュレートに対応。画面のスクロールやアプリの切り替えがスムーズに行えるだけでなく、動きが激しいゲームをなめらかな映像で表示します。
micro SDカードの外部ストレージには非対応ですが、256GBの大容量ストレージを搭載しているので、容量不足を気にせず利用できるでしょう。
- 手触りや持ちやすさにこだわりたい人
- 大画面で動画やゲームを楽しみたい人
画面サイズ | 6.55インチ |
---|---|
ディスプレイの種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 144Hz |
ストレージ容量 | 256GB |
micro SD | – |
バッテリー容量 | 4,400mAh |
CPU | MediaTek Dimensity 8020 |
メモリ容量 | 8GB |
メインカメラ | メイン:5,000万画素 超広角:1,300万画素 |
インカメラ | 3,200万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | 〇 |
防塵・防水性能 | IP68 |
5G通信 | 〇 |
デュアルSIM | DSDV:nanoSIM+eSIM |
対応バンド | ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線/楽天モバイル回線 |
本体サイズ | 71.99×158.43×7.58mm |
重さ | 171g |
3位:ソニー Xperia 10 Ⅴ ブラック XQ-DC44 B
スリムな縦長ディスプレイを採用
21:9比のワイドなディスプレイが特徴的なSIMフリースマホです。前面に2つのステレオスピーカーを配置しており、映画や音楽ライブの動画を臨場感のある映像とサウンドで楽しめるでしょう。
また、縦長ディスプレイを活かしたマルチウィンドウ機能が便利です。画面を分割して2つのアプリを同時に表示できるので、動画視聴しながらSNSをチェックしたり、ニュースを見ながらブラウザアプリで調べものをしたりマルチタスクに役立ちます。
- 縦長ディスプレイで動画視聴を楽しみたい人
- 効率よくマルチタスクしたい人
画面サイズ | 6.1インチ |
---|---|
ディスプレイの種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 60Hz |
ストレージ容量 | 128GB |
micro SD | 最大1TB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
CPU | Snapdragon 695 5G |
メモリ容量 | 6GB |
メインカメラ | 広角:4,800万画素 超広角:800万画素 望遠:800万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
生体認証 | 指紋 |
おサイフケータイ | 〇 |
防塵・防水性能 | IP68 |
5G通信 | 〇 |
デュアルSIM | DSDV:nanoSIM+eSIM |
対応バンド | ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線/楽天モバイル回線 |
本体サイズ | 68×155×8.3mm |
重さ | 159g |
4位:Xiaomi Redmi Note 13 Pro+ 5G ミッドナイトブラック
2億画素の超高精細カメラ搭載
最大2億画素のトリプルカメラが魅力のSIMフリースマホです。ハイエンドスマホ並みのカメラ性能を誇り、あらゆるシーンで高精細に撮影できます。光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を組み合わせた「デュアルスタビライゼーション」を搭載しているため、カメラ初心者の方でも手ブレの少ないキレイな撮影が可能です。
6.67インチの大画面ディスプレイが特徴で、動画やゲームを迫力のある映像で楽しめます。また、高性能な画面減光テクノロジーにより、視聴環境に合わせて画面を最適な色合いに自動調整することで、目の負担を軽減します。
- ハイクオリティな写真や動画を撮影したい人
- 目が疲れやすい人
画面サイズ | 6.67インチ |
---|---|
ディスプレイの種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 120Hz |
ストレージ容量 | 256GB |
micro SD | – |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
CPU | MediaTek Dimensity 7200-Ultra |
メモリ容量 | 8GB |
メインカメラ | メイン:2億画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | 〇 |
防塵・防水性能 | IP68 |
5G通信 | 〇 |
デュアルSIM | DSDV:nanoSIM+eSIM |
対応バンド | ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線/楽天モバイル回線 |
本体サイズ | 74.2×161.4×8.9mm |
重さ | 204.5g |
8万円以上|高性能なハイエンドスマホ
価格が8万円以上するハイエンドスマホのおすすめランキングを紹介します。
1位:SONY Xperia 5 Ⅴ ブラック XQ-DE44 B
明るくきれいな画面を映し出す高性能ディスプレイ搭載
画面比率21:9のワイドなディスプレイが特徴のSIMフリースマホです。SONYが展開するテレビブランド「ブラビア」から生まれた高画質エンジン「X1 for mobile」を搭載しており、画質が良くない動画をより高精細に表示します。
また、ワイドなディスプレイを活かした「21:9マルチウィンドウ」機能も魅力です。2つのアプリを同時に開けるので、動画を見ながらSNSをチェックしたり、ニュースアプリを見ながら知らない用語をブラウザアプリで検索したりすることができます。さらに、「ポップアップウィンドウ」機能を併用すれば、最大3つのアプリを同時に表示可能です。
- 普段見ている動画を高画質で楽しみたい人
- マルチタスクをよくする人
画面サイズ | 6.1インチ |
---|---|
ディスプレイの種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 120Hz |
ストレージ容量 | 256GB |
micro SD | 最大1TB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ容量 | 8GB |
メインカメラ | 超広角:1,200万画素 広角:4,800万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 |
生体認証 | 指紋 |
おサイフケータイ | 〇 |
防塵・防水性能 | IP68 |
5G通信 | 〇 |
デュアルSIM | DSDV:nanoSIM+eSIM |
対応バンド | ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線/楽天モバイル回線 |
本体サイズ | 68×154×8.6mm |
重さ | 182g |
2位:Xiaomi Xiaomi 14 Ultra ホワイト
最高峰のクアッドカメラでプロレベルの撮影体験を実現
世界的なカメラメーカー「ライカ」監修のカメラを搭載したSIMフリースマホです。端末背面にはメインカメラ、望遠カメラ、ペリスコープカメラ、超広角カメラの4種類のレンズを搭載し、あらゆる焦点距離に対応。マクロ撮影から遠くの風景撮影まで、プロレベルに匹敵するクオリティに仕上げます。
CPUには、現行最先端の「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載。さらに、端末の温度上昇を抑える冷却システムを導入しており、クリエイティブな作業やスマホゲームなどの高負荷な用途でも安定した動作を実現します。
- カメラ性能を求めている人
- クリエイティブな作業や本格的なスマホゲームをする人
画面サイズ | 6.73インチ |
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ディスプレイの種類 | 液晶 |
リフレッシュレート | 1Hz~120Hz |
ストレージ容量 | 512GB |
micro SD | – |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
CPU | Snapdragon 8 Gen 3 |
メモリ容量 | 16GB |
メインカメラ | メイン:5,000万画素 望遠:5,000万画素 ペリスコープ:5,000万画素 超広角:5,000万画素 |
インカメラ | 3,200万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | – |
防塵・防水性能 | IP68 |
5G通信 | 〇 |
デュアルSIM | DSDV:nanoSIM×2 |
対応バンド | ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線/楽天モバイル回線 |
本体サイズ | 75.3×161.4×9.2mm |
重さ | 219.8g |
3位:ASUS スマートフォン ROG Phone 7 ストームホワイト
圧倒的なスペックを誇るゲーミングモデル
ノートパソコンクラスのスペックを実現したSIMフリースマホです。最高峰のCPUと16GBの大容量メモリを搭載しているため、普段使いから最新ゲームまで快適な動作が期待できます。
6.78インチの大画面ディスプレイは、165Hzの高リフレッシュレートに対応。スピード感のあるゲームでもカクつきのない滑らかな映像で楽しめるでしょう。
また、6,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、外出先で充電切れの心配がありません。
- 快適な環境でゲームを楽しみたい人
- 外出先での充電切れが気になる人
画面サイズ | 6.78インチ |
---|---|
ディスプレイの種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 165Hz |
ストレージ容量 | 512GB |
micro SD | – |
バッテリー容量 | 6,000mAh |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ容量 | 16GB |
メインカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:1,300万画素 マクロ:500万画素 |
インカメラ | 3,200万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | – |
防塵・防水性能 | IP54 |
5G通信 | 〇 |
デュアルSIM | DSDV:nanoSIM×2 |
対応バンド | ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線/楽天モバイル回線 |
本体サイズ | 77×173×10.3mm |
重さ | 239g |
4位:ASUS Zenfone 9 ミッドナイトブラック ZF9-BK8S128
片手に収まるコンパクトサイズ
5.9インチディスプレイを搭載しているSIMフリースマホです。端末本体のサイズが小さく、重量も軽めになっているので片手でも快適に操作できるでしょう。
顔認証機能はマスクを付けているときでも使用できます。そのため、ロックを解除するたびにマスクを着脱する手間がかかりません。
背面カメラには6軸のジンバルモジュールを搭載。手振れ補正の精度が向上しているので、従来のスマホよりも写真や動画を撮影するときのブレが抑えられます。
- コンパクトなスマホを探している人
- スマホのカメラで写真や動画を撮影することが多い人
画面サイズ | 5.9インチ |
---|---|
ディスプレイの種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 120Hz |
ストレージ容量 | 128GB |
micro SD | – |
バッテリー容量 | 4,300mAh |
CPU | Snapdragon 8+ Gen 1 |
メモリ容量 | 8GB |
メインカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | 〇 |
防塵・防水性能 | IP68 |
5G通信 | 〇 |
デュアルSIM | DSDV:nanoSIM×2 |
対応バンド | ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線/楽天モバイル回線 |
本体サイズ | 68.1×146.5×9.1mm |
重さ | 169g |
SIMフリースマホに関するよくある質問
SIMフリーとは?
SIMフリーとは、大手通信キャリアによる「SIMロック」という制限がかかっていない状態のことを指します。SIMロックは、ドコモで購入したスマホはドコモ、ソフトバンクはソフトバンク、auはauでしか使えないようにするための制限です。
SIMフリー状態のスマホのことを「SIMフリースマホ」と呼びます。SIMフリースマホは、もともとSIMロックがかかっていない端末と、キャリアのSIMロックを解除した端末の2種類あります。
他社キャリア・格安SIMを契約するためには、SIMロックがかかっていないSIMフリースマホが必要です。
AndroidスマホでSIMフリー状態になっているかどうかの確認方法は?
自分が使っているAndroidスマホがSIMフリー状態なのか確認する方法は、機種によって異なります。設定画面にSIMカードの項目が用意されている機種なら、以下の手順で確認可能です。
- 「設定」アプリを開く
- 「デバイス情報」をタップ
- 「SIMカードステータス」をタップ
上記の手順で表示されたSIMロックステータスが、「許可されています」になっていればSIMフリー状態です。
設定画面から確認できない機種を使っている場合は、他社のSIMカードを挿して試してみるか、キャリアに問い合わせて確認しましょう。
キャリアスマホをSIMフリーにするにはどうすればいい?
すでに契約しているドコモ・ソフトバンク・auのスマホを格安SIMで使うためには、SIMロックを解除してSIMフリーの状態にしなければいけません。
SIMロック解除手続きは、各キャリアの店舗でやる方法とWeb上で行う方法の2パターンあります。詳しい手順は以下のページを参考にしてみてください。
なお、SIMロック解除の対象機種でないと手続きが行えないので注意が必要です。
SIMフリースマホの使い方は?
SIMフリースマホで格安SIMを使うときの基本的な手順は以下の通りです。
- SIMフリースマホを購入する
- 格安SIMを契約する
- SIMカードをSIMフリースマホに挿入する
- SIMフリースマホの初期設定・APN設定を行う
格安SIMを契約する際は、持っているSIMフリースマホが動作確認済みの機種になっているか事前に確認しておきましょう。
SIMカードは格安SIMを契約したあとに送られてきます。SIMフリースマホにSIMカードを挿入するときは、データ破損などの不具合が発生しないように端末の電源をオフの状態にしてください。
SIMカードを挿入したら端末の電源をオンにして初期設定と、インターネット接続に必要なAPN設定を行いましょう。APN設定のやり方は格安SIMの公式サイトから確認できます。
SIMフリースマホ本体のみ購入する方法は?
SIMフリースマホの端末本体のみで販売している場所は以下の通りです。
- 通販サイト
- メーカー公式サイト
- 家電量販店
- 中古スマホ販売店
- フリマアプリ
最も主流なのは、「Amazon」などの通販サイトで購入する方法です。通販サイトは、自宅にいながら安く購入できるメリットがあります。メーカーが決まっている場合は、iPhoneを販売している「Apple Storeオンライン」などメーカー公式サイトを利用するのも手です。
最近では、「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマアプリを利用する方も増えてきています。ただし、フリマアプリは個人間での取引になるので、トラブルにならないように注意が必要です。
中古スマホを検討しているなら「にこスマ」がおすすめです。
伊藤忠商事グループが運営元ですので、信頼あけるサイトといえます。
SIMフリースマホを中古で買うときの注意点は?
中古のSIMフリースマホは、新品よりも安く購入できるのがメリットです。しかし、中古品はバッテリーなどの内部パーツが少なからず劣化しています。新品と比べてバッテリー持ちが悪かったり、動作が安定しなかったりする場合があるので注意しましょう。
メーカー保証期間が過ぎている端末を選んでしまうと、本体が故障したときに保証が受けられません。独自の保証を設けている中古スマホ販売店もありますが、メーカー保証と比べると劣ります。
また、発売から何年も経っている古い機種を選んだ場合、最新のOSにアップデートできない可能性があります。OSをアップデートできないと、最新のアプリや機能が使えないだけでなく、セキュリティリスクが高まるので注意が必要です。
まとめ
今回の記事では、AndroidのSIMフリースマホのおすすめ機種をランキング形式で紹介しました。
SIMフリースマホは格安SIMで毎月の料金を抑えたいときに便利ですが、種類が多すぎるためどれを選べばいいのか分からない方は少なくありません。機種選びに困ったときは以下のポイントを製品ごとに比較し、自分の目的・用途にあったSIMフリースマホを選びましょう。
- ディスプレイ性能
- ストレージ容量
- バッテリー容量
- 処理性能
- カメラ性能
- 搭載機能
- デュアルSIM
- 対応バンド
ある程度予算が決まっている方は、本記事で紹介している価格帯別のおすすめ機種を参考に選んでみてください。
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